光る君へ•琵琶が下手?まひろが楽器を演奏する意味や伏線があるのか考察

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2024年1月から放送されている大河ドラマ『光る君へ』の第21回では、越前を目指して琵琶湖を渡る舟の上で、まひろ(吉高由里子さん)が琵琶を奏でるシーンがありました。

まひろは、これまでドラマ内で何度か琵琶を演奏していますが、視聴者からは「まひろは琵琶が下手なの?」「毎回同じような音色だけど、意味があるの?」という声が出ています。

琵琶の演奏自体にあまり聴きなれないので、上手い下手は分かりにくいですよね。

ただ、まひろの表情や場面の雰囲気から、まひろの琵琶演奏には何か意味がある気がします。

そこでこの記事では、『光る君へ』でまひろが奏でる琵琶は下手なのか、またまひろが琵琶を演奏する意味や伏線を調査しました。

気になる方のお役に立てれば幸いです。

目次

【光る君へ】まひろの楽器•琵琶とは

まひろの楽器「琵琶」についてご紹介します。

また、まひろにとって琵琶とは何なのか見てみましょう。

まひろと琵琶

琵琶は、奈良時代に中国から雅楽の楽器として伝わってきました。

平安時代の貴族はに”遊び”として雅楽を演奏し、女性には琴(きん)、和琴(わごん)、箏(そう)、琵琶などの絃楽器が必須の教養とされていたそうです。

ちなみに果物の「びわ」は、楽器の琵琶の形に似ていることから、「びわ」と名付けられたそうで、果物のほうが後とは少し意外ですね。

まひろが弾いている琵琶は、母・ちやは(国仲涼子さん)から受け継がれたもので、殺されたちやはの形見として大切にしているものです。

『光る君へ』で芸能考証を担当する友吉鶴心さんが、まひろの琵琶について下記の様に話されています。

まひろにとって琵琶というのは、母・ちやはとの思い出も詰まった大切なものであり、手に取るだけでとても心が穏やかになったり、心が解放されたり、深い思いに心を持っていけるアイテムだと思うんです。

をしへて! 友吉鶴心さん ~まひろの心境が表れる琵琶のしらべ – 大河ドラマ「光る君へ」 – NHK

形見の琵琶に触れることで、母・ちはやと一緒にいる気持ちになるのかもしれませんね。

演奏シーン

こちらがまひろが琵琶を演奏するシーンの一つです。

まひろの顔は無表情に見えますが、心の中ではたくさんの想いや感情を燃やしながら、弾いているのでしょうね。

表情も暗く、まひろ深い悲しみが琵琶の音に現れている気がします。

【光る君へ】まひろの琵琶は下手?SNSの声を調査

まひろの奏でる琵琶について、ネット上の声を調査しました。

まひろの弾く琵琶にドキドキする

正直まひろの琵琶が上手いのか下手なのかよくわからないけど、まひろの感情移入した音色にドキドキするという声が見られました。

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まひろの琵琶演奏はワンパターン?

聴く人によっては、まひろの琵琶演奏がいつもワンパターンで、同じように聞こえるという人も。

確かになんとなく聴いていると同じ音色に聞こえる気がしますが、こちらもドラマに感情移入して真剣に見ると、違いが分かってくるのかもしれませんね。

琵琶の音色は表情豊か

まひろの弾く琵琶は、殺気立っていたり悲しげだったり、また明るく楽しそうだったりと、表情豊かな音色、と感じる人も多くいました。

【光る君へ】まひろが琵琶を弾く理由はなぜ?

『光る君へ』で、まひろが琵琶を弾く理由について見てみましょう。

まひろが琵琶を弾く理由

まひろ役の吉高由里子さんが、まひろの琵琶について下記の様に話されています。

まひろにとって琵琶を触ることが「たぶんお母さんとの会話的な感じなんだろうなと思っていて」と自身の解釈を述べ、「だから、うれしいときも、悲しいときも、苦しいときも、楽しいときも、全部その感情を寄り添ってくれているお母さんに伝えるような気持ちで琵琶を鳴らしているんじゃないかなと思います」

吉高由里子、NHK大河「光る君へ」道兼(玉置玲央)の死を知ったまひろの心境は「許せないけど、前に進むために受け入れたんじゃないかな」 – サンスポ (sanspo.com)

琵琶の演奏が上手い下手ということではなく、母・ちはやの形見である琵琶に触れて言葉に出来ない想いを、音にのせているのですね。

まひろにとっては、ただ音を出す楽器ではなく、楽器以上のなくてはならないもののようです。

意味や伏線

まひろは怒りや悲しみ、さらに喜びなどの感情が湧きおこり、心が動く時に琵琶を弾いているのではないでしょうか。

また、芸能考証を担当する友吉鶴心さんは下記の様に話されています。

まひろが奏でる琵琶もほとんどオリジナル調弦です。そして、シーンごとに少し変えております。メロディーを聴かせるというよりも、まひろの心境を琵琶で弾いていただくという演出ですね。

琵琶での楽曲が上手か下手かということよりも、まひろの役柄として、その場面その場面の心境が琵琶に呼応していったらステキだなというように考えています。

をしへて! 友吉鶴心さん ~まひろの心境が表れる琵琶のしらべ – 大河ドラマ「光る君へ」 – NHK

まひろの心境の変化が、琵琶の音色の変化に現れているのですね。

琵琶を弾くことで気持ちを昇華させ、頭を切り替えているのかもしれません。

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まとめ

この記事では、『光る君へ』でまひろが奏でる琵琶は下手なのか、またまひろが琵琶を演奏する意味や伏線を調査しました。

●楽器の琵琶は、奈良時代に中国から伝わる

●まひろの琵琶は母・ちやはの形見で、母との思い出が詰まった大切なもの

●まひろは母と会話をするように、琵琶を弾き、感情を昇華させる

●まひろの琵琶についてネット上で、「下手なの?」の声の他に「心を揺さぶる音色」という声も多数

いかがでしたでしょうか。

普段あまり耳にすることのない琵琶の演奏ですが、今回のまひろの演奏シーンで注目が集まっていますね。

たくさんの出来事が起きても、なかなか誰かに話せなかったり口にできない気持ちを琵琶の音色にのせて弾くまひろ。

音楽で感情を表現することは、言葉で表すよりも聴き手には強く感じる気がします。

またまひろの琵琶演奏を聴ける時がくるのか、今後の展開が楽しみですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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