「正欲」八重子の過去トラウマを解説!うざいと言われる理由も調査

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「正欲」は、朝井リョウによる小説で、第34回柴田錬三郎賞受賞、第3回読者による文学賞受賞、2022年本屋大賞ノミネートしました。

発行部数も多く、2023年には映画化もされて、かなり話題となりました。

登場人物5人の視点で語られる構成となっていて、それぞれ視点が変わっていきます。

その中でも金沢八景大学に通う3年生、「ダイバーシティフェス」を企画・運営する学祭実行委員の、神戸八重子に注目しました!

この記事では、八重子の過去のトラウマや、うざいと言われている理由について調査しました!

興味を持った方の参考になれば幸いです。

著:朝井リョウ
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目次

「正欲」八重子の過去トラウマとは

八重子は男性恐怖症を抱えています。

この男性恐怖症となってしまった原因は、いったい何なのでしょうか?

きっかけとなった、過去のトラウマについて調査しました。

男性恐怖症の現在

八重子は自分の容姿にコンプレックスを抱き、異性が近くにいるだけで恐怖を感じ、男性が女性を性的な目で見ていることが生理的に受け付けないという症状をもっています

男性との交際経験はありませんでしたが、そんな男性恐怖症を抱える八重子にも、気になる異性が。

それが、同じ大学で同じ学部の諸橋大也です。

諸橋大也はダンスサークル「スペード」に所属していて、ミスターコンテストで準ミスターに選ばれる容姿です。

八重子は大也に一目ぼれをしました。

学園祭を通じて諸橋大也に片思いをし、「スペード」のSNSをネットストーカーのようにチェックし、匿名アカウントでコメントもしていました。

大学2年生になった八重子は、大也と一緒のゼミになり、ゼミ合宿の実行委員に立候補し、大也を補佐係に指名しました。

大也への熱がとにかく凄いですね。

過去に何があった?

男性恐怖症を抱いてしまった原因はいったい何なのでしょうか?

調査したところ、原因は八重子の兄だったようです。

八重子が中学生の時に、引きこもりの兄がパソコンでアダルト動画を見ていたのを発見しました。

その内容がなんと妹と禁断の関係を持つ内容だったのです。

大きな精神的ショックを受けて、世の男性は女性を性的な目で見ているような気がして気持ち悪くなり、少しずつ男性恐怖症に繋がっていきました。

実の兄がそのような動画を見ていたら、自分のことも性的な目で見ているのではないかと怖くなりますよね。

「正欲」八重子がうざいと言われる理由3選

本作品で八重子が「うざい」と囁かれる理由を調査してみました。

ただただ不快

https://twitter.com/kfoeurb/status/1773386033738256608

八重子が苦手・気持ち悪いという意見は、小説を読んだ方にとても多かったです。

明確な理由は無いようで、ただ生理的に受け付けないといった感じでした。

自己満すぎる

https://twitter.com/pon_ponponzu/status/1750456352655487241

読むのが嫌になるほどの自己満足・・・。

おそらく、男性(特に諸橋大也)との距離感を掴むのが下手なキャラクター設定なのでしょうね。

独りよがり

一方通行過ぎる片思いは、相手を無視しているということにもなり得る。

八重子を通じて自分を見直すことにもなりそうです。

でも実は、映画の「正欲」の八重子は評判がいいです!

小説ほど気持ち悪くなく、マイルドになっているようです。

小説と違った楽しみがありますね。

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「正欲」八重子と諸橋大也の関係とは

男性恐怖症の八重子ですが、諸橋大也のことは気になっていました。

好きすぎてダンスサークルのSNSに匿名アカウントでコメントをするほどです。

その正体が八重子と知っていた大也は、バイト先まで来た八重子を追い払います。

完璧な八重子の片思いということですね。

終盤の八重子と大也の言い合いが好きという声が多かったです。

「多様性」という言葉の意味をいろいろと考えさせられる作品ですね。

まとめ

この記事では、「正欲」八重子の過去のトラウマや、うざいと言われている理由について解説してきました。

・八重子は、容姿にコンプレックスがある大学生で、男性恐怖症を抱えている

・中学生のころ、引きこもりの兄が、妹の近親相姦系のエロ動画を見ていたことを発見し、それがトラウマとなった。

・八重子は自己満で、独りよがりな性格で、不快を感じる読者が多い

・八重子が思いを寄せる大也との、終盤の話す場面が印象に残る!

話題となった原作の小説は、かなり過激だけど続きが気になるような内容です。

映画と小説の八重子の違いも、楽しみの一つですね。

是非、両方楽しんでほしいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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