「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」「雨を告げる漂流団地」など、数々の名作を生みだしてきたスタジオコロリドの最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」が5月24日に劇場公開されますね。
本作は同日からNetflixにて世界独占配信されることも決定しています。
アニメファンから確かな定評のあるスタジオコロリドは、初の長編映画「ペンギン・ハイウェイ」で日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞、その後も人気アニメ作品を世に送り出してきた新しいながらも大きく期待されているクリエイタースタジオ。
そんな今注目のアニメーションスタジオが制作した最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」について今回は調査していきます!
好きでも嫌いなあまのじゃくの原作は?
この作品は、世界最大規模の動画配信プラットフォームであるNetflixと温もりのある親しみやすい映像作品を得意とするスタジオコロリドのタッグを組んで制作する最新アニメーションとなっています!
一体どんな作品なのか、原作情報を見ていきましょう。
原作情報
「好きでも嫌いなあまのじゃく」は、スタジオコロリドのオリジナルストーリー。
原作はこちらの映画作品になりますが、映画ノベライズ本としての小説も出版されています!
この作品は、”少年”と”鬼の少女”の“ひと夏でひと冬”の青春ファンタジー。山形県に住む誰にも嫌われたくない親友もいない少年・柊が、偶然出会った泊まるあてがないという鬼のツムギを助けるところから物語はスタート。
「雪をテーマにしたい」と考えていた柴山智隆監督は本作の制作にあたり、山形県内各地を訪れ、作品の舞台にと決めたそうです。特に物語の中心となるのは米沢市。
市内に実在する高校や駅・温泉街・公園などが忠実に再現され登場するそうですよ。
\Amazonで原作ノベライズ本ををチェック/
電子書籍も紙書籍もどちらもあります◎
あらすじ
公式HPによるあらすじはこちら⇓
高校1年生の柊(ひいらぎ)は、“みんなに嫌われたくない”という想いから、気づけば“頼まれごとを断れない”性格に。
毎日“誰かのために”を一生懸命やってみているのに、親友と呼べる友だちがいない。
季節外れの雪が降ったある夏のこと。
いつも通り頼まれごとを頑張ってみたものの、やっぱり“何か”が上手くいかない。
「なんだかな」と家に帰る途中、泊まるあてがないというツムギを助けるが……その夜、事件が起きる。
とあることで父親と口論になりそうになるも、“本当の気持ち”を隠してしまった柊。
言葉にできない何かを抱えながら、部屋で居眠りをしてしまう。
ふと寒さで目が覚めると、部屋が凍りついていて!?
柊はお面をつけた謎の化け物に襲われるが、異変に気付き助けに来たツムギとふたりで、部屋を飛び出す。
一息ついた先でふとツムギの方を見ると……彼女の頭には“ツノ”が!?
ツムギは自分が“鬼”で、物心つく前に別れた母親を探しにきたという。
そして、柊から出ている“雪”のようなものは、本当の気持ちを隠す人間から出る“小鬼”で、小鬼が多く出る人間はいずれ鬼になるのだと……。
柊はツムギの「お母さん探しを手伝って欲しい」という頼みを断り切れず、一緒に旅に出ることに。
しかし、時を同じくして、ツムギの故郷・鬼が暮らす“隠の郷(なばりのさと)”でも事件が起きていて——。
(引用:https://www.amanojaku-movie.com/)
本当の気持ちを隠して生きてしまう主人公にはきっと誰もが共感できる部分があるのではないでしょうか。
主人公が鬼の少女と出会い、どんな旅を経てどんな変化をとげていくのか、私もとても気になります!
本作は劇場公開と同時にNetflixでも配信が決定しています!
好きでも嫌いなあまのじゃく映画・演出情報
本作品の映画情報や制作裏側のストーリーも見てみましょう!
監督
この作品の始まりは、スタジオコロリドとNetflixが合計3作品の長編アニメーション映画を共同制作し、それらの作品を全世界独占配信することを発表したことでした。
Netflixが日本国内のスタジオと長編アニメで複数年、複数作品に共同で取り組むのは、スタジオコロリドが初となることから話題になりました。
第1弾として制作された「雨を告げる漂流団地」は2022年にNetflix及び劇場にて公開され、そして今回新たにNetflixにて全世界独占配信することが決定したのが、この共同制作の第2弾となる「好きでも嫌いなあまのじゃく」です。
そんな本作の監督を務めるのは、スタジオコロリドにて数々の映像作品に参加してきた柴山智隆。
2020年公開のコロリド長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』で監督デビューを果たした柴山さんは、スタジオジブリに入社し「千と千尋の神隠し」などに参加。
その後に線画に色をつける工程を担当する仕上げから作画に転向。数多くの作品を通して得た技術と表現力を武器に、コロリドのメインクリエイターの一人として活躍しています。2020年公開のコロリド長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』で監督デビューを果たしました。
声の出演・音楽
映画「ハリー・ポッター」シリーズのハリー・ポッターの吹替を担当した小野賢章が山形県に住む高校生:八ッ瀬柊役を、アニメ「かぐや様は告らせたい」シリーズに参加していた富田美憂が鬼の少女:ツムギ役を演じます。
脚本はTVアニメ「ちはやふる」シリーズを手がけた柿原優子。
また「ずっと真夜中でいいのに。」が本作のために主題歌と挿入歌の2曲を書き下ろしました。
実力派声優と豪華クリエイター陣が集結し、新たな傑作・青春ファンタジーが誕生しました。
好きでも嫌いなあまのじゃくの脚本家は柿原優子
本作で柴山監督の構想を脚本として形にしたのが柿原優子。
「ちはやふる」シリーズを始め、数々のアニメ脚本を手掛けてきた脚本家です。
プロフィール
大阪府大阪市出身。
中学から大学まで演劇部に所属し、自ら舞台に立ちながら、脚本執筆もしていたそうです。
書き手としてほめられたことの方が多かったため、書くことでプロになれたらと思うようになり、大学時代にシナリオ・センター大阪校に入学。
北海道を舞台にした「迷子の季節」で「第2回シナリオS1グランプリ」を受賞。
現在はシナリオ工房:月光に所属。
経歴・代表作
柿原優子さんが脚本家として携わっている代表作はこちら⇓
アニメ
「うる星やつら」
「アイカツオンパレード!」
「アイカツスターズ!」
「orange」
「ちはやふる2,3」
「そらのおとしもの シリーズ」
「スティッチ! シリーズ」
「おとぎ銃士赤ずきん」
など。
他にも、ゲームや広告のシナリオも数々手掛けている人気の脚本家です。
特にアニメファンからは脚本や構成に柿原さんの名前があればその作品はもう間違いないという声が多数あがるほど信頼と実績のある脚本家さんです!
好きでも嫌いなあまのじゃくの前評判は?
ファンが多いスタジオコロリド×柿原優子の作品ということで本作には公開前から続々と期待の声が集まっています!
また人気音楽バンド「ずっと真夜中でいいのに。」が本作のために新曲を書き下ろしたことでも話題になっているようで、主題歌の音源入り予告が解禁された際には作品はもちろん音楽も楽しみという期待の声が多くあがったようです。
作画に集まる期待の声!
既に公開されている本ビジュアルから伝わる通り、温かい雰囲気の可愛らしい作画に注目が集まっているようです。
元々スタジオコロリドはその作画に定評があり、その美しさと丁寧さに心惹かれているファンの方が多い点からも今回の作品にも期待が集まっています。
間違いのない実績!
柴山監督が手がけ2020年に公開された「泣きたい私は猫をかぶる」は当時から時間がたった今でも非常に評判がよく、「ヨルシカ」の主題歌も絶大な人気を集めました。
そのため本作も楽しみにしている人が多いようです!
「泣きたい私は猫をかぶる」が気になる方はコチラから。
心を掴む音楽と言葉!
「ずっと真夜中でいいのに。」の音楽が早くも注目を集め、比例して映画への期待度をあげているようです。
また予告が公開され、その共感を生む言葉たちが早速多くの人の心に残っているようです。
まとめ
今回は5月24日に劇場公開される「好きでも嫌いなあまのじゃく」について調査しました!
原作
あの「泣きたい私は猫をかぶる」を手がけた柴山智隆が雪をテーマに構想した最新作!
スタジオコロリド×Netflixの共同制作第2弾!
脚本
アニメを中心に数々の脚本・構成を手がけてきた柿原優子。
彼女が関わる作品は間違いないと公開前から話題!
「日常と非日常」のコントラストに、愛らしいキャラクターと躍動感ある映像演出。そして、瑞々しい物語を彩る音楽。
嫌われたくない少年と鬼の少女の青春ファンタジーを是非見届けてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
\Amazonで原作ノベライズ本ををチェック/
電子書籍も紙書籍もどちらもあります◎
コメント