耳をすませば実写ではなぜ「翼をください」なの?チェロになった理由も調査

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スタジオジブリのアニメーション版で広く知られる『耳をすませば』の実写版が、Netflixにて4月12日(金)より配信がスタートされました。

『耳をすませば』は、柊あおいさんの同名コミックを原作とした青春恋愛ストーリーです。

実写版は、清野菜名さんと松坂桃李さんがW主演を務める”完全オリジナルストーリー”で、アニメ版の10年後が描かれ、2022年に映画が公開されました。

アニメ版『耳をすませば』では、「カントリー・ロード」が主題歌として使用され、「耳をすませばといえば、カントリーロード」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし実写版では「カントリー・ロード」ではなく、なぜか「翼をください」が使用され、ネット上では「なぜ?」の声が多くあがっています。

そこでこの記事では、実写版『耳をすませば』の主題歌がなぜ「翼をください」なのか、また天沢聖司の楽器がバイオリンではなく、実写版ではチェロになった理由を調査しました。

気になる方のお役に立てれば幸いです。

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目次

耳をすませば実写の歌が「翼をください」なのはなぜ?

実写版『耳をすませば』のプロデューサー・西麻美さんが主題歌を「翼をください」にした理由について、下記のように話されています。

「皆さんと同じく『カントリー・ロード』を主題歌にすべきではないか、という考えはもちろんありました。ですが、もともとあれはジブリのオリジナルストーリーがあってこその楽曲です。ストーリーが違う以上『カントリー・ロード』にはできない。そこで、どういう音楽なら雫と聖司が自然に好きになれたかと平川(雄一朗)監督と話し合い、合唱コンクールで歌う曲で、かつ歌詞がぴったりな『翼をください』にしました」

実写『耳をすませば』主題歌が「カントリー・ロード」でなかったワケ|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)

翼をください』は歌詞とストーリーの親和性で選びました他の作品でも使われていますが、この作品に合うアレンジをすればいいのではないか。編曲を武部聡志さんにお願いし、郷愁感を念頭に置いて80年代感を出してもらいました。

映画『耳をすませば』西麻美プロデューサーインタビュー/雫と聖司が選択した先にある未来 (4/4) – SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)

原作は原作、アニメ版はジブリのオリジナルストーリー、実写版もまた原作ともアニメとも違う完全オリジナルストーリーということで、主題歌を変えることは不思議なことではないかもしれませんね。

耳をすませば実写で「カントリーロード」が使われなかった理由

西プロデューサーは、実写版『耳をすませば』で主題歌に「カントリー・ロード」を使用しなかった理由について、下記のように説明しています。

原作は画家設定なので音楽は関係なく、アニメでは「カントリー・ロード」が使われています。自分たちも作品に合う曲を見つけたい。カーペンターズなどいろんな案が出たのですが、普通の中学生が「一緒に歌おう」というときに洋楽ではハードルが高すぎる

映画『耳をすませば』西麻美プロデューサーインタビュー/雫と聖司が選択した先にある未来 (4/4) – SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)

あくまでも、原作やアニメ版とは違う作品、ということで新しい設定の『耳をすませて』に合う曲を、と考えたときに、洋楽ではないほうが実写版『耳をすませば』にマッチしたのようです。

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耳をすませば実写ではなぜ「チェロ」になったの?

ジブリのアニメ版では、天沢聖司はヴァイオリン職人を目指していましたが、実写版ではチェロ奏者になっていましたが、その理由について、西プロデューサーは下記のようにお話しされています。

ヴァイオリン職人はジブリさんのオリジナル設定なので同じにするわけにはいきません。「じゃあ、ヴァイオリン奏者にしますか」と話しているときに、「松坂桃李がチェロケースを背負って、イタリアの街並みを歩いていたらカッコいいんじゃないか」という話になり、柊先生に確認をしたところ、無事OKをいただきました。

映画『耳をすませば』西麻美プロデューサーインタビュー/雫と聖司が選択した先にある未来 (2/4) – SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)

天沢聖司役は松坂桃李さんで、ということを前提に話がすすめられていいたのですね。

原作では画家、アニメではヴァイオリン職人、そして実写ではチェロ奏者と、あえてそれぞれ違う設定で制作されているようです。

耳をすませば実写の歌に関するSNSの声

実写版『耳をすませば』の主題歌に関する、ネット上での声を見てみましょう。

映画は良かったけど、曲は「カントリー・ロード」がよかった・・・

「映画の内容は良かった」との投稿は多数見られましたが、やはり「曲はカントリーロードがよかった」という人も多かったです。

「カントリーロードでなければ、『耳をすませば』じゃない」という人も。

実写版には『翼をください』が合っている

アニメ版とはいろいろ設定が変わっている実写版には「『翼をください』で正解」という声もありました。

アニメ版とは全く違う作品として観れば、それはそれで面白いという投稿も多く見られました。

『翼をください』は名曲

「やっぱり『翼をください』はいい曲」との投稿が多かったです。

名曲『翼をください』の、劇中のチェロのアレンジ版が好評でした。

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まとめ

この記事では、実写版『耳をすませば』の主題歌がなぜ「翼をください」なのか、また天沢聖司の楽器がバイオリンではなく、実写版ではチェロになった理由を調査しました。

●主題歌が「翼をください」の理由は、実写版のストーリーに合う邦楽の曲を考えたときマッチした曲だったため。

●「カントリー・ロード」が使用されなかった理由は、原作やアニメと設定が違うため、実写版に合う曲を使用したため。

●天沢聖司の楽器が「チェロ」になった理由は、原作やアニメとは違う設定で、さらに主演の松坂桃李さんとチェロの組み合わせがかっこいいのでは、と考えたため。

いかがでしたでしょうか。

賛否両論ある実写版『耳をすませば』。

ジブリのアニメ版『耳をすませば』を観たことのある多くの人は、「耳をすませば=カントリーロード」という印象が強いでしょう。

しかし、ネット上での投稿でもあったように、それぞれ別物として観ると、それぞれの良さを発見できて面白いかもしれません。

難しいかもしれませんが、まずは先入観を持たずに実写版『耳をすませば』を視聴してみるのをおすすめします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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