数々の名作を生みだしてきたスタジオコロリドの最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」が先月末に劇場公開されると同時にNetflixにて世界独占配信されています。
山形県に住む誰にも嫌われたくない親友もいない少年・柊が、偶然出会った泊まるあてがないという鬼のツムギを助けるところから物語はスタート。”少年”と”鬼の少女”の“ひと夏でひと冬”の青春ファンタジー映画です。
「雪をテーマにしたい」と考えていた柴山智隆監督は本作の制作にあたり、山形県内各地を訪れ、作品の舞台にと決めたそうです。特に物語の中心となるのは米沢市。
実在する高校や駅・温泉街・公園などが忠実に再現され登場しています。
実際に映画をみた山形の人からは、思った以上に地元だった!見慣れた光景が綺麗な映像になってて嬉しいなどの声があがっています。
今回はそんな本作の聖地(ロケ地)について調査していきます!
好きでも嫌いなあまのじゃく聖地5選
山形県を舞台に制作れた『好きでも嫌いなあまのじゃく』。
聖地巡礼したいとの声も早速上がっています。
そこで今回は下記の5ヵ所をピックアップしました!
【聖地①】 | 米沢駅 |
【聖地②】 | 山形県立米沢商業高校 |
【聖地③】 | 笹野観音 |
【聖地④】 | 西條天満公園 |
【聖地⑤】 | 小野川温泉 宝寿の湯 |
それでは早速、各章で映画に登場した実在する場所を見ていきましょう!
【好きあま聖地①】米沢駅
毎日電車で学校に通う主人公・柊が使用している駅。
施設概要
山形新幹線の停車駅となっている東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。
山形県置賜地方の中心である米沢市の代表的な駅。
MAP
【好きあま聖地②】山形県立米沢商業高校
柊が通う高校のモデルとなった場所。劇中では教室や体育館が登場しました。
こことは別に柊が登校途中に通りがかる米沢市立第一中学校も映画に登場しています。
施設概要
明治35年に米沢市立商業補習学校として創立された歴史と伝統ある商業高校。
2025年度に米沢工業高校と統合し、米沢鶴城高校として開学されることが決まっており、米沢商業高校としては本年で閉校となることになります。
その最後の年として本作の舞台に選ばれました。
MAPとアクセス
アクセス
〒992-0037 山形県米沢市本町3丁目1-12
南米沢駅 徒歩16分/米沢駅 徒歩25分
【好きあま聖地③】笹野観音
笹野観音でお祭りが開催された夜、柊と鬼のツムギが出会います。
施設概要
米沢市笹野にある寺院。
その歴史的な景観が評価され、米沢市景観重要建造物に指定されています。
また毎年7月中咲き誇る境内一面に植えられた紫陽花も有名で、別名「あじさい寺」としても知られています。
MAPとアクセス
アクセス
〒992-1445 山形県米沢市笹野本町5686-5
米沢駅からバスで20分
【好きあま聖地④】西條天満公園
柊とツムギがフリーマーケットの手伝いをしていた場所。
施設概要
米沢市の中心にある公園。
園内には旧米沢城三の丸土塁や元西條天満神社が残されており、それらが活かされた歴史的な公園。
同時に自由に遊べる芝生のオープンスペースもあり、劇中のフリーマケットのようなイベントにも対応できる空間がある場所となっています。
MAPとアクセス
アクセス
〒992-0037 山形県米沢市市門東町3丁目2-43
米沢駅から車で7分・徒歩で21分
【好きあま聖地⑤】小野川温泉 宝寿の湯
柊とツムギが旅の途中で立ち寄る旅館。
施設概要
小野川温泉の温泉街や自然を一望できる高台にある温泉宿。
源泉100%掛け流しの温泉はもちろん、足湯カフェも人気。
宿泊だけでなく日帰りでも楽しめる、自然の中で癒される時間が過ごせる旅館。
MAPとアクセス
アクセス
〒992-0076 山形県米沢市小野川町2584
米沢駅からバスで25分・タクシーで20分
好きあま聖地のスタンプラリー情報
このように本作には山形県の実在する場所が数多く劇中に登場します。
そんな本作を全力で応援する「好きあま@米沢市応援隊」が発足しました。
この「好きあま@米沢市応援隊」は「好きでも嫌いなあまのじゃく」を観て、本作の舞台である山形県米沢市を訪れた人たちに楽しんでもらうべく企画を多数実施しており、その一環として「よねざわ巡礼スタンプラリー」を開催しています。
柊とツムギが旅した実際の場所を巡れるこのスタンプラリーは、米沢エリアを巡る無料版と米沢・上山・山形エリアを巡る有料版の2種類が用意されています。
6月からスタートしたこの企画は来年の5月までという長期間にわたって開催され、無料版・有料版それぞれ季節ごとに2〜3種類の景品が用意されています。
四季がはっきりしておりそれぞれの季節で異なる風景や料理が楽しめる山形だからこそこのスタンプラリーの楽しさも倍増しますね。
スタンプラリーは2024年6月1日〜2025年5月24日の期間で開催され、無料版・有料版ともに各6か所ずつのロケ地・スタンプ設置箇所があります。
景品や特典などの詳細は無料版と有料版でそれぞれ異なってくるのでHPを確認してみてください!
まとめ
今回は「好きでも嫌いなあまのじゃく」の聖地(ロケ地)と巡礼を楽しむ企画について調査しました!
ロケ地
米沢駅:
主人公・柊が通学に使用している米沢市の代表的な駅。
山形県立米沢商業高校:
今年で閉校し来年から新しく生まれ変わることが決まっている。 柊が劇中で通っていた高校。
笹野観音:
柊とツムギが出会う夜、笹野観音で夏祭りが開催される。
歴史的な景観と境内に咲き誇るあじさいが有名な寺院。
西條天満公園:
米沢市の中心にある歴史的かつ憩いの場となるオープンスペースがある公園。劇中で柊とツムギがフリーマーケットの手伝いを行う。
小野川温泉 宝寿の湯:
柊とツムギが旅の途中で立ち寄る、温泉街や自然を一望できる高台にある旅館。
よねざわ巡礼スタンプラリー
「好きあま@米沢市応援隊」が企画・開催しているスタンプラリー。
本作の舞台である山形県米沢市を訪れた人に楽しんでもらうべく、無料版・有料版の2つを開催。
それぞれ異なる巡礼スポットと景品が用意されている。
綺麗な作画に定評のあるスタジオコロリドの最新作「好きでも嫌いなあまのじゃく」。
美しく描写された劇中の様々な場所が実在する場所なんて、映画を観た人は行きたくなること間違いなしですよね!
この場所を舞台に映画を制作したい!と本作の監督に思わせるほど、四季それぞれの景色が美しい山形県の魅力をみなさんもぜひ体感しに行ってみてください!
\Amazonで原作ノベライズ本ををチェック/
電子書籍も紙書籍もどちらもあります◎
コメント