2024年1月1日の元旦より、全国で放送されているカネボウの口紅のCMをご覧になりましたでしょうか。
CM内では、様々なジャンルの著名人が食べるシーンが流れるのですが、それがSNS上で「気持ち悪い」と反響が広がっています。
では、何がそんなに「気持ち悪い」のでしょうか。
この記事ではカネボウの口紅の新CMについて、本当にただ「気持ちが悪い」CMなのかと、出演者などについて調査しました。
気になる方のお役に立てれば幸いです。
カネボウ口紅のCMが気持ち悪いと話題?
カネボウの口紅のCMを見た人からは、下記の様な声が多くありました。
・人が食べ物をガツガツ食べているシーンが不快
・食べて、口紅をぬって、を繰り返して、何が言いたいのかわからない
・食べ方がワイルドすぎて汚い
では、カネボウの口紅のCMはどういうメッセージが込められているのでしょうか。
カネボウのホームページでは、下記の様に書かれていました
口紅自体が、もっと「その人の美しい唇そのもの」になれないか。1本の口紅が、考え方や、その人の人生にまで関わり、世界と向き合う勇気までも引き出せないか。KANEBOは化粧を通じて、美しさだけなく、一人ひとりの内にある希望までも引き出し、高めていきたい。CM内では、私たちが大切にしている『口紅』というアイテムにかけるKANEBOの思いを「化粧品を売っているのではない。希望を売っている」という言葉に込めました。
global.kanebo.com/ja/about/hope_message
同CMでは、口紅が引き出す「生命力」のモチーフとして、人生を力強く生きることを象徴するような「食べる」シーンを描いたそうです。
「食べること=生きるためのエネルギーを得ること」
唇の生命感はその人の生命感そのものであり、生きるための本能的な欲求は唇から始まるとのこと。
『KANEBO』は口紅が、一人ひとりの内にある生命力を引き出し、それが独自の存在感を放ち続ける人々の“食べる”シーンに注目し、今回のCMの制作に至ったようです。
『KANEBO』は「美ではなく希望を語るブランド」というコンセプトを掲げています。
今回の口紅のCMでは、表面的な美しさだけでなく、個々の内面的かつ本能的な部分を表しているような気がします。
単に食べ物にがっついて、口紅がとれたから塗る、というCMではなさそうですね。
ただ食べるシーンについては、食べ方などが人によっては好き嫌いもあり、賛否両論ありますが。
『KANEBO』は2016年にカネボウ化粧品から誕生したコスメブランド。
本質を求め、普遍的な美しさに共感する‟ニュープレステージ”層がターゲット。
カネボウ口紅のCMはこちら
性別や年齢、国籍も様々な方々の食べるシーンと、口紅を塗るシーンがメインのCMでした。
なんとも力強くエネルギーを感じるCMですが、確かに食べ物を貪るように食べるシーンは、人によっては見苦しいと感じるかもしれませんね。
CMの評判
では、SNS上でのカネボウの口紅のCMの評判をチェックしてみましょう。
カネボウの口紅のCM、冒頭好き!ってなったけど、食べる→口紅塗る→食べる→口紅塗るのループで口紅食べてる感覚になって途中からちょっと気持ち悪い感覚を得る。
— み (@mr113n) January 3, 2024
やはり、ひたすら食べて、口紅を塗るという流れが「気持ち悪い」との声が多いですね。
#KANEBO の #口紅 のCM、食べ方がワイルドってか汚くて、何を伝えたいのかわからん😩
— 世の中どこかおかしいよ (@tibimarolove) January 8, 2024
特に食べているシーンの口元アップは「不快」の声が。
今年のKANEBOのCM、凄く良い。
— Suzune Kamiya|神谷涼寧 (@suuznny) January 3, 2024
無心に食べ物を口にし口紅を塗るモデルたちの姿から感じる生の美しさや希望を感じる。まさに「化粧品ではなく希望を売っている」というキャッチコピーとも凄く合っているし、映像と音楽も本当に素敵。https://t.co/sXqSiYSseB pic.twitter.com/rC46GS2TF9
中には、「凄く良い」という意見も。
その他、食べているシーンが「気持ち悪い」という気持ちもわかるが、そんな表面的な部分だけではなく、それくらい本能的になれといういみでしょ、という意見もありました。
カネボウ口紅CMの曲(BGM)
カネボウの口紅のCMで流れる楽曲は、東京少年少女合唱隊による「唇よ、熱く君を語れ」の合唱です。
「唇よ、熱く君を語れ」といえば、「かもめが翔んだ日」などのヒットで知られる、シンガーソングライターの渡辺真知子さんの1980年のシングル曲。
1980年春のカネボウのCM曲としても使われていました。
2020年からKANEBOブランドCMソングとしてアレンジ曲が使用され、2021年にはカネボウのCMでクリスタルケイさんがカバーをしています。
年代を超えても素敵な名曲ですね。
カネボウ口紅CMの出演者一覧
多種多様なCM出演者の方々の一覧表です。
中島セナさん | モデル |
アオイヤマダさん | ダンサー・俳優 |
一ノ瀬メイさん | 元パラリンピック競泳選手 |
渋谷龍太さん | SUPER BEAVERボーカル/ミュージシャン |
サヘル・ローズさん | 俳優・タレント |
エリイさん | Chim↑Pom from Smappa!Group/アーティスト |
銀粉蝶さん | 俳優 |
柊木陽太さん | 俳優 |
SUPER BEAVERボーカルの渋谷龍太さんの、口紅の塗り方が色っぽいと好評でした。
まとめ
この記事ではカネボウの口紅の新CMについて、本当にただ「気持ちが悪い」CMなのかと、出演者などについて調査しました。
●生きるための本能的な欲求は唇から始まり、口紅が一人ひとりの生命力を引き出す。
唇と食べることは切り離すことができず、今回のCMは食べることに注目。
見る人によっては、「生命感」というよりかは「不快感」に。
●Twitte(X)上の評判は、「気持ち悪い」という意見だけではなく、「センスがあって、好き」という意見も多数あり、賛否両論。
●CM曲(BGM)は、東京少年少女合唱隊による、渡辺真知子の「唇よ、熱く君を語れ」のカバー曲。
●CM出演者
中島セナさん(モデル)
アオイヤマダさん(ダンサー・俳優)
一ノ瀬メイさん(元パラリンピック競泳選手)
渋谷龍太さん(SUPER BEAVERボーカル/ミュージシャン)
サヘル・ローズさん(俳優・タレント)
エリイさん(Chim↑Pom from Smappa!Group/アーティスト)
銀粉蝶さん(俳優)
柊木陽太さん(俳優)
いかがでしたでしょうか。
人の食べているところ自体を見るのが好きではない人も多い中、あえてそれを前面に出してメッセージを伝えるカネボウの口紅のCM。
「気持ち悪い・嫌い」という意見と「まさに希望・好き」という意見とで分かれましたが、カネボウのCMで伝えたかったメッセージを知ると、また見方が変わるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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