2024年1月7日から放送されている、NHK大河ドラマ『光る君へ』で登場した謎の男・藤原直秀に注目が集まっています。
『光る君へ』は、吉高由里子さん演じる、「源氏物語」の作者・紫式部の人生を描いたドラマとなっています。
神出鬼没で現れる男・藤原直秀は一体誰なのか、また藤原直秀は史実上実在した人物なのかを調査しました。
気になる方のお役に立てれば幸いです。
【光る君へ】謎の男・藤原直秀(なおひで)とは誰?
それでは早速、「光る君へ」の謎の男・藤原直秀について調査してみました。
謎の男・藤原直秀とは
公式サイトによると藤原直秀とは、下記のように紹介されています。
町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。当時の政治や社会の矛盾をおもしろおかしく批判する。その自由な言動に、まひろ(紫式部)と藤原道長は影響を受ける。一方で、本性のわからない謎めいた男でもある。
【「光る君へ」人物紹介】直秀 ◆ 毎熊 克哉 – 大河ドラマ「光る君へ」 – NHK
直秀は、下級貴族・まひろ/紫式部(吉高由里子)と上級貴族・道長(柄本佑)が互いに惹かれ合っていることを知る唯一の人物でもあり、二人の身分違いの恋を心配しながらも、見守っているような言動をします。
夜になるとまひろの屋敷に現れ、屋根の上からフクロウの鳴きまねなどの合図を送るなど、神出鬼没でSNS上でも、直秀の正体について予想が繰り広げられています・
藤原直秀の役柄は史実に忠実?
脚本家の大石静さんが、藤原直秀について下記のようにお話しされています。
――今作に、オリジナルキャラ・直なお秀ひで(毎熊克哉)を登場させた訳は?
当時でも、貴族は1000人くらいしかいなかったらしいんです。つまり、日本人の中ではごくごく少数。それなのに、圧倒的多数だった庶民の目線を一つも入れず平安時代を描いていいのか?と思いました。
ただ、当時は朝廷の政治を批判するという精神は、庶民にはまだ育っていなかったそうですね。貴族たちが政治家として民を思いやる感覚も(今作では道長以外)持っていない人がほとんどで、彼らは本当に小さな世界を生きていたんですね。
でも、きっと道長が例外だったように、庶民の中にも批判精神を持った人はいただろうと思って、直秀をオリジナルで設定しました。
「光る君へ」第4回の振り返り! 大石静がオリジナルキャラクター・直秀(毎熊克哉)誕生秘話を、吉高由里子が五節の舞シーンの苦労話を語る | ステラnet (steranet.jp)
藤原直秀は、『光る君へ』のオリジナルキャラクターでしたね。
正体が不明な謎の男ですが、かなり存在感があり、まひろや道長にとっても重要な役割があるような気がします。
【光る君へ】謎の男・藤原直秀のキャスト情報
謎の男・藤原直秀を演じる俳優・毎熊克哉さんについて、ご紹介。
名前:毎熊 克哉(まいぐま かつや)
誕生日:1987年3月28日
出身:広島
身長:180㎝
所属事務所:アルファーエージェンシー
趣味:パーカッション
毎熊さんのお母さんと妹さんがバレエをされており、ご自身も高校時代にストリートダンスにはまっていたそうです。
3歳で『E.T.』にハマって以来、映画が大好きになったという毎熊さんは、2009年から俳優として活動を開始。
映画・俳優専門学校時代の同級生で親友の小路紘史監督作の長編デビュー作「ケンとカズ」で主演を務め、第71回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞、おおさかシネマフェスティバル新人男優賞を受賞しました。
同作がきっかけで、吉永小百合さん主演の映画「北の桜守」で岩木役に大抜擢。
他にも2018年公開の映画「万引き家族」や「空飛ぶタイヤ」、「止められるか、俺たちを」、2023年公開の映画「世界の終わりから」など、多数の映画に出演されています。
2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で大河デビューを果たし、今回の『光る君へ』で大河への2度目の出演となります。
【光る君へ】謎の男・藤原直秀に関する評判・レビュー
『光る君へ』の謎の男・藤原直秀についての評判を、X上で調べてみました。
ちょっとやんちゃな感じでも、ヒロインのことを一途に想う「少女漫画タイプのキャラ」で、人気が高いようですね。
「あいつのことは諦めろ」と言い出すとこも「断る」と言って全然断って無いとこも、毎熊克哉さんの直秀がちょっとやんちゃで誤解されやすいけどヒロインの事を一途に想い健気に尽くす典型的な少女漫画の読者人気はめっちゃ高いが最後まで報われないタイプの良い男なんだよなぁあああ(スキ)#光る君へ pic.twitter.com/HN2MmFMfK4
— ️️️🌸おもち🍴 (@omochiomochi916) February 4, 2024
よく屋根の上などの高いところに現れるということで、忍者ではないか・・・との声も。
オリジナルのキャラクターということで、視聴者の気持ちを代弁するようなシーンがあるなど、自由な立ち位置にいるようですね。
いつの間にかフクロウの鳴き声で自分が来ているという合図にしている直秀、まひろのことすごく気にかけてますよね…というかもうNINJAなのでは#光る君へ
— ちらいむ (@chilime) February 4, 2024
#光る君へ
— むらさき (@ukifune0825) February 4, 2024
直秀の「帰るのかよ」発言は現代人的な言葉でしたね。やはり、現代人目線でドラマを見守り、道長と紫式部を見守る役なんですね。歴史の番人であり、視聴者でもある。
とにかく自由奔放で、頼れる男前キャラ・直秀は視聴者からのますます人気が出そうです。
まとめ
この記事では、ドラマ『光る君へ』の謎の男・藤原直秀について調査しました。
●謎の男・藤原直秀は、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員
●道秀は、史実上にはおらず、ドラマのオリジナルキャラクター
●道秀役は俳優・毎熊克哉さん
いかがでしたでしょうか。
目つきがするどく、ミステリアスな直秀役がぴったりの俳優・毎熊克哉さん。
悪びれても実はいい人そうな直秀は、今後どのようにまひろたちに関わっていくのか気になります。
また、はっきりと正体が明かされることがあるのかは不明ですが、今後の展開にも期待してしまいますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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