高校生が研究開発した宇宙食「若狭宇宙鯖缶」が話題となっています!
このサバ缶はどんな味か、入手して家庭でも味わえるのか気になりますよね。
この記事では、サバ缶宇宙食の販売情報や味、製作エピソードについてまとめています。
お役に立ちましたら幸いです。
「若狭宇宙鯖缶」の販売情報
高校生が開発した宇宙食鯖缶の販売情報をまとめました!
なお、この「若狭宇宙鯖缶」は、商品の売上利益の一部が若狭高校に還元されるようになっています。
若狭高校では現在も鯖缶宇宙食の研究開発が続けられているので、この商品を手に入れることで、今後の新開発の応援もぜひしていきたいですね!
【商品名】
若狭宇宙鯖缶
【価格】
756円~(販売媒体により異なる)
【店舗情報】
◆JAXAつくば宇宙センターミュージアムショップ(プラネットキューブ内)
◆東京銀座福井県アンテナショップ「ふくい食の國291」
◆道の駅「三方五湖」(福井県若狭町)
◆道の駅「若狭おばま」(福井県小浜市)
◆ドライブイン「五湖の駅」(美浜町)
高校生によるサバ缶宇宙食開発エピソード
「若狭宇宙鯖缶」は、福井県立若狭高校の生徒によって開発されました。
はじまりは生徒のひとこと「宇宙食、作れるんちゃう?」でした。
この言葉を皮切りに始まった研究は先輩から後輩へ引き継がれ、なんと12年もの年月を費やし、宇宙食としてJAXAに認証されました。
宇宙食に認証されるためには、栄養成分、保存条件、味などの厳しい認証基準をクリアしなければならず、特にサバ缶のような汁がある食品は粘度の基準なども設けられていたそう。
宇宙食鯖缶の開発には・・・
・粘度の基準を満たすための素材の研究や調味料の実験
・加熱時間や温度をいろいろ変えて実験、分析
・粘度の再現のための数値化や製造方法の模索
・土日も集まって調味液のレシピづくり
・味付けの改善(宇宙食用に濃い味、家庭的な味の模索)
・スプーンで食べやすい柔らかさの研究
・試作缶は100缶超え
など、たくさんの課題をひとつひとつ解決していった結果、2018年11月にJAXAから宇宙日本食に認定。そして、宇宙飛行士と共に、宇宙へと打ち上げられました。
宇宙食に認証された後も、後輩に引き継がれてより良い宇宙食鯖缶が作れるように改善・研究が続けられています。
こちらのエピソードは書籍化もされています。⇓
美味しい?宇宙からのサバ缶食レポ|野口宇宙飛行士
この「若狭宇宙鯖缶」は、なんと宇宙飛行士の野口聡一さんが宇宙から食レポされていました!
<野口飛行士の感想>※抜粋
●「大変おいしいです!おいし~!」と絶賛
●「醤油の味がしっかりしみている」
●「缶も開けやすく、開けたときに汁がパッと飛び散ることもない」
●外国人飛行士にも好評
「汁が飛び散らない」などの感想は、無重力で食べることを想定した宇宙食ならでは!
地上で食べるとどのような感想になるのか…試してみたいですね!
まとめ
この記事では、若狭高校が開発した宇宙食「若狭宇宙鯖缶」の販売情報について調査しご紹介しました。
・「若狭宇宙鯖缶」のは通販でも店舗でも買える
・「若狭宇宙鯖缶」は高校生が先輩から後輩へ引き継ぎ12年かけて完成した
・「若狭宇宙鯖缶」は醤油の味が染みていおいしい!
若狭高校の長年にわたる努力の結晶ともいえるこの「若狭宇宙鯖缶」。ぜひ、手に入れて味わってみてはいかがでしょうか♪
最後までお読みくださりありがとうございました。
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