「週刊ヤングジャンプ」で2014年〜22年にかけて連載された、野田サトルさんの人気漫画『ゴールデンカムイ』の実写映画が2024年1月に公開され大ヒットし、話題になりましたね。
さらに続編がドラマシリーズ第1弾として今秋、WOWOWで放送・配信されることが発表されました。
最近人気漫画が続々と実写化され、視聴者からは賛否両論で話題となっていますが、大ヒットした『ゴールデンカムイ』の実写版にも、「ひどい」「これじゃない」という声が出ています。
何がそんなにひどいのか、気になりますよね。
そこでこの記事では、『ゴールデンカムイ』の実写「ひどい」と言われる理由と、「面白かった!」という声も調査してみました。
気になる方のお役に立てれば幸いです。
ゴールデンカムイ実写がひどい・これじゃないと言われる理由はなぜ?
『ゴールデンカムイ』の実写版がひどい、と言われる理由を4つ挙げてみました。
【理由①】グロすぎる
グロテスクなシーンが多く、気分が悪かったという人がいるようです。
PG12(12歳以下の方には保護者等の助言・指導が必要)に指定されていますが、出来れば子供には見せたくないという声もありました。
元々、原作もグロテスクなシーンがある漫画ですが、やはりそこを実写でリアルに映像化されると、見るのが辛いという人もいるのですね。
それだけ、再現度が凄いともいえるかもしれませんが。
【理由②】主人公のイメージが違う
実写で主人公・杉元佐一を演じているのは、俳優の山崎賢人さんです。
山崎さんのアクションや演技には定評があるのですが、不死身の杉元はもっとガタイのいい、ガッチリした感じが良かったとの声が見られました。
原作ファンには、山崎さんの演じる杉元に違和感があったようです。
【理由③】テンポが悪い
視聴者からは、全体的にテンポが悪く、なかなか話が進まないのが残念という口コミが。
スローモーションや回想シーンが多く使用され、テンポが悪いとのこと。
そこがもっと少なければ、もう少し話を進められたのではないかという感想がありました。
印象的なシーンにするために、スローモーションなどのシーンが多用されたのかもしれませんが、「多すぎる」と感じる人もいたようですね。
【理由④】原作に忠実すぎ?
良く言うと、「ここまで原作と同じ様に実写化するのは凄い」。
しかし悪く言うと、「原作に忠実すぎてサプライズがなく、既視感がありすぎてつまらない」とのこと。
コミック漫画をそのまま映像に写すのではなく、もっと原作のいいとこ取りをして実写映画ならではの良さを出してほしかったという声もありました。
原作漫画に忠実であってほしいけど、忠実すぎてはダメ、と全ての人に受け入れられる漫画の実写化とは本当に難しいものですね。
ゴールデンカムイ実写が面白い!という視聴者の声・評価
『ゴールデンカムイ』の実写に対して悪い評価がある一方で、「面白い!」という高評価の声も多数ありましたので、見てみましょう。
原作のまんまの登場人物
おい誰だ? 漫画の実写映画化は面白くないとか言った奴は?
— RZ-R (@RZR83439229) March 18, 2024
無茶苦茶面白いじゃねーかコレ!🤣
冒頭の二〇三高地地獄の戦場からまず圧倒され、漫画まんまの各登場人物の見せ方が実に巧くグイグイ話に惹き込まれる。どうやって撮ったのかという驚愕シーンの連続。続編に超期待!
#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/8s8LwoHJmP
原作のままの登場人物が良い!との声が多数ありました。
迫力あるシーンに圧倒されひきこまれた、という人も。
続編を希望する声も多く見られました。
バランスの良い作品
本当にゴールデンカムイ実写、久保監督で良かったな…多分初めて久保監督の作品を観たけどめちゃくちゃ好きなバランス、塩梅、切り取り方だったし何より作品への忠実な愛を感じられて賢人も金カムも大好きになってしまった。作品愛が溢れてる映画ってこんなに面白いんだなぁ。
— ちゃげ🍙 (@kentosun_aka) March 1, 2024
『ゴールデンカムイ』実写映画の監督、久保監督の見せ方が素晴らしく、バランスのよい作品と高評価でした。
原作への愛を感じる
先日何年かぶりに映画館行って、ゴールデンカムイ観てきた。すごいファンとかいうわけじゃないけど、「あ、これはすごくよき実写化」って思った。原作を大事にしてるのが伝わってきた。どのキャラクターも立っててすごく良かった。北海道の自然に浄化される…アイヌの文化好き…
— hawlot (@hawlot) February 1, 2024
一番目立った投稿は、原作愛を感じる作品という感想でした。
それぞれのキャラクターも良く、原作を大事に丁寧に作った感じが伝わる、と感じた人が多数。
ゴールデンカムイ実写の原作・漫画情報
『ゴールデンカムイ』の原作漫画は、 明治末期の北海道を舞台に、アイヌの金塊をめぐってさまざまなキャラクターたちが、策略と戦いを繰り広げるサバイバルバトル漫画。
作者は野田サトルさんで、2014年から2022年にかけて週刊ヤングジャンプで連載されました。
コミックスは全31巻で完結しており、累計発行部数は2700万部を超える、大ヒット・コミック漫画です。
作者の野田サトルさんは2003年にデビューし、2006年に「第54回ちばてつや賞ヤング部門大賞」、2018年には「第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞」などを受賞されています。
2022年には『ゴールデンカムイ』で「第51回日本漫画家協会賞コミック部門大賞」を受賞 。
2018年4月にはテレビアニメの第一期が放送開始され、2023年の第四期まで続きました。さらに今回の実写映画化がされるなど、コミックの完結後もその人気は続いています。
まとめ
この記事では、『ゴールデンカムイ』の実写「ひどい」と言われる理由と、「面白かった!」という声も調査してみました。
●『ゴールデンカムイ』の実写がひどいと言われる理由
①グロすぎる
②主人公のイメージが違う
③テンポが悪い
④原作に忠実すぎる
●「面白かった」という感想では、原作に忠実で、原作への愛を感じで良かったという声が多数
●『ゴールデンカムイ』の原作は、31巻完結
アニメ化もされる大ヒット・コミック
いかがでしたでしょうか。
人気コミックを壮大なスケールで実写化した『ゴールデンカムイ』の映画。
豪華キャスト陣で話題にもなりましたが、やはり実写化には賛否両論ありましたね。
原作ファンの中でも、原作に忠実なのがいい、良くないと意見が分かれていました。
原作未読の人でも良かったという意見と、未読ではイマイチ・・・という意見とあり、全ての人が大絶賛する映画を作るのはかなり困難なことが分かります。
ただ、少なくとも原作を大切にした作品であることで、原作ファンからの評価は高そうです。
また続編への期待も高まっているようなので、楽しみに待ちましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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