光る君へ・安倍晴明付き人の小さい人はダンサーDAIKI(西村大樹)!すまる(須麻流)役に抜擢

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2024年1月からスタートしたNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演していた、ユースケ・サンタマリアさん演じる安倍晴明の付き人の小さい人が話題になっています。

話題になっている登場人物は、独特な雰囲気を纏った須麻流(すまる)という役で、演じてる人について「あの小さい人はだれ?」「俳優さん?」とネット上では気になる人が多いようです。

そこでこの記事では、『光る君へ』の安倍晴明付き人の小さい人がだれなのか調査しました。

気になる方のお役に立てれば幸いです。

目次

【光る君へ】安倍晴明付き人の小さい人は誰?

『光る君へ』で、安倍晴明の付き人のような人をを演じている小さい人は、ダンサーのDAIKIさんです。

DAIKIさん演じる須麻流(すまる)という役と、DAIKIさんを起用した背景を見てみましょう。

須麻流(すまる)の役どころ

DAIKIさんが演じる須麻流は、ユースケ・サンタマリアさん演じる陰陽師・安倍晴明の従者です。

並外れた占いの才能をもち、常人ではないと畏怖される存在の安倍晴明に劣らない、不思議な存在感がありますね。

須麻流(すまる)役にDAIKIが抜擢された背景

最近よく耳にする”ダイバーシティー”と”インクルージョン”という言葉。

”ダイバーシティー”とは、”多様性”という意味で、人々の性別、年齢、国籍などの違いを尊重し、個性を活かす考え方。

”インクルージョン”とは、”包括・受容”という意味で、さまざまな多様性を組織内で受け入れ、活用する導入手順。

これからの時代、”障害”も個性と捉えて、DAIKIさんのように活躍する人を増やしていきたいという、NHKの意図だと思われます。

またDAIKIさんも出演した、NHKの番組『バリバラ』では、「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとっての“バリア”をなくす、みんなのためのバリアフリー・バラエティとして、多様性のある社会について笑いを通して考ています。

日本国内の軟骨無形成症の、様々な課題の解決に向けて活動するNPOのホームページでは、DAIKIさんの『光る君へ』の出演に関して、下記のように記載されていました。

制作関係者によると、いわゆる障がい者が出演するのは大河ドラマ史上初とされます。軟骨無形成症のコミュニティに関わらず、多くの大衆の皆様がDAIKIのご活躍を御覧になり、「障がい」と「個性」の認識のギャップが埋まれば幸いです。

https://glory-to-achondroplasia.com/?page_id=1684

DAIKIさんもご自身のXで、下記のようにコメントされています。

今回のDAIKIさんの大河ドラマへの出演をきっかけに、たくさんの個性あふれる人たちが活躍する可能性が広がれば、テレビの楽しみ方も広がりそうですね。

【光る君へ】須麻流役キャストDAIKIの情報

『光る君へ』で須麻流役の、DAIKIさんはどんな人なのでしょうか。

DAIKIさんのプロフィールや、経歴を詳しくご紹介します。

プロフィール

まずは、DAIKIさんのプロフィールはこちら。

名前DAIKI (本名:西村大樹・にしむらだいき)
生年月日1994年6月20日
出身地神奈川県
身長128㎝
職業プロダンサー

DAIKIさんは、軟骨無形成症という遺伝子の突然変異が原因の先天性疾患を患っています。こちらの疾患は、低身長や骨が曲がるといった特徴を持つ病気で、手術が必要だったり、体に負荷をかけられなかったりという身体的な制約があります。

子どもの頃から、体を動かすことは好きだったのにも関わらず、ドクターストップや周りから「出来ないだろう」という発言により、挑戦することが出来ずに苦しんだそうです。

しかし、中学2年生のときにダンスに出会い、高校の文化祭で初めて人前で披露したとき、自分に向けられる視線が変わったと感じたのだとか。

それまでは、街を歩いていると人と違う見た目から、ネガティブな視線を投げかけられていると感じていたのですが、ステージに立ったら「DAIKI!」と声援を受けるようになり、ポジティブな視線を感じられるようになったそうです。

学生のころから苦労をしながら、様々なことにチャレンジしてきたDAIKIさんですが、乗り越えられなかった壁もたくさんあるそうで、その中のひとつが「保健体育の教員になる」ということでした。

DAIKIさんは日本の軟骨無形成症患者として、初めて保健体育の教員免許を取得しましたが、教員採用試験の実技で身体的にどうしても出来ない技があり、結果は不合格

当時はかなり落ち込んだそうですが、その後、障がいがあるからこそ話を聞聞かせてほしいと言われたり、ご自身のパフォーマンスを通じて障がいについて考えてもらえたりするので、今では「自分の体はブランド」だと誇りに思っているそうです。

DAIKIさんの精神面の強さが表れていて、たくさんの苦労と努力をされてきたからこその、素晴らしい考え方ですね。

経歴

DAIKIさんは、先天性の軟骨無形成症をもって生まれ、小学生の頃から周りの子供たちと違うことで、いじめられたりと、生き辛さを感じていたそうです。

やりたいことを「出来ない」、「やってはいけない」と言われ続け、苦しんでいたところでダンスに出会い、14歳から独学でクランプを中心にストリートダンスを始めました。

大学からコンテンポラリーダンスに出会い、クランプを織り交ぜたスタイルを軸に舞台やバトルに挑戦しています。

日本の軟骨無形成症患者として初めて保健体育の教員免許を取得し、「出来ない」、「やってはいけない」ではなく「向き合い方」を伝える体育、ダンスにおける身体表現を研究中。現在はプロダンサーとしてダンスユニット・アガイガウガに所属し、2021年には「ダンスを福祉でデザインする」をコンセプトとするダンスチーム、SOCIAL WORKEEERZの2代目代表に就任しました。

NHK(Eテレ)『バリバラ』や『Eダンスアカデミー』、『ひるまえほっと』『NHK WORLD』などに出演し、さまざまなイベントやメディアなどを通じて、障がい者がスポーツやダンスを楽しめる、バリアフリーの実現を目指して活動をしています。

【光る君へ】安倍晴明付き人•須麻流に関する評判

ネット上での、『光る君へ』の須麻流に関する評判を見てみましょう。

まずは「安倍晴明の従者が気になる」の投稿が多く、「セリフが無いのに存在感がすごい」との声が多数見られました。

安倍晴明の横にいるだけで、なんとなく意味がありそうで、安倍晴明と須麻流に関してもっと掘り下げてほしい、との投稿もありました。

ダンサーだからなのか、DAIKIさんのもつ独特の雰囲気からなのか、なんともいえない佇まいがさらに気になりますね。

まとめ

この記事では、『光る君へ』の安倍晴明付き人の、小さい人がだれなのか調査しました。

●安倍晴明の付き人(従者)・須麻流を演じるのは、ダンサーのDAIKIさん

●DAIKIさんは、遺伝子の突然変異が原因の先天性疾患・軟骨無形成症患者で、プロのダンサー

●X上では須麻流について、セリフなしでも目線や動きがよく、ミステリアスで気になる、との声が多数。

いかがでしたでしょうか。

俳優として初めて出演されたとは思えないほど、堂々とした演技で視聴者の目をくぎ付けにした、須麻流役のDAIKIさん。

陰陽師の従者という独特な役が、DAIKIさんならではの雰囲気にぴったりでしたね。

今後は、『光る君へ』での須麻流の演技も気になりますが、また別のドラマやCMでも見てみたいですね。

そして、DAIKIさんのように個性を持った人たちが、さらに活躍できますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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