新宿野戦病院の原作は漫画じゃなくオリジナル脚本!クドカンや演出家情報

※アフィリエイト広告を利用しています

俳優の小池栄子さんと仲野太賀さんがW主演を務めるドラマ『新宿野戦病院』が、2024年7月3日にスタートします。

ドラマの内容は、新宿・歌舞伎町を舞台に“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”で、多様な”ワケあり”な登場人物たちが交差し展開するストーリー。

人気脚本家・”クドカン”こと宮藤官九郎さんが脚本を手掛け、ユーモアを織り交ぜながら、様々な悩みや問題を抱えながらも強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける、医療ドラマです。

この記事では『新宿野戦病院』の脚本や、クドカンとタッグを組む人気演出家にも注目してみました。

気になる方のお役に立てれば幸いです。

目次

宿野戦病院の原作は漫画?

新ドラマ『新宿野戦病院』は、人気脚本家・宮藤官九郎さんが脚本を手がけた完全オリジナルストーリーです。

フジテレビにおける宮藤さんのオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来で、なんと23年ぶりだそうです。

ここ最近は漫画が原作の作品が多いですが、『新宿野戦病院』原作がないのでどんな展開になるのか予測できないので、楽しみですよね。

宮藤さんにとっては初めて医療ドラマの脚本を手懸けるということで、また一味も二味も違うドラマが期待できそうです。

新宿野戦病院の脚本家はクドカンこと宮藤官九郎

新ドラマ『新宿野戦病院』の脚本は”クドカン”こと宮藤官九郎さんが担当。

人気脚本家・クドカンについて詳しく見てみましょう。

プロフィール

名前:宮藤 官九郎(クドウ カンクロウ)

生年月日:1970年07月19日

出身地:宮城県

身長:176.5cm

趣味:釣り

特技:バスケットボール

脚本家・男優・作詞家・放送作家・映画監督・演出家と、数多くの肩書きを持つ宮藤官九郎さん。

クドカンさんはエンターテインメントに携わりたくて、宮城から上京し日本大学芸術学部に入学。

当時WAHAHA本舗に所属していた村松利史さんがプロデュースする公演の裏方の募集があり、小物を作る係になります。

そこで現在の事務所の松尾スズキさんに一度声をかけられるも、その時は上手く対応できずに「やっちゃったかな」とおもっていたそう。

その後もたくさんの舞台の裏方の仕事をこなし、次第に「やっぱり大人計画なんじゃないか」と思い、大人計画で文芸部の募集があり迷わず電話をし、その時に電話に出たのが松尾スズキさんだったそうです。

1992年に晴れて大人計画の文芸部に入り、とにかく忙しかったため籍は置いていたものの大学には行けず、24歳の時に大学を辞めました

さらに、その状況で当時お付き合いをされていた女性と結婚します。

クドカンさんいわく、「すごく焦ってたんでしょうね。地に足をつけよう、社会人っぽくしようと必死だった」とのこと。

クドカンさんはインタビューで、ご自身の20代について下記の様に話されていました。

「振り返ってみると、20代って何かを辞めたり諦めたりする発想が、まったくなかったですね。全部やってやろうと思っていた。何かを書いてみたり、8㎜カメラで映画を作ってみたり、バンドを組んでみたり……。そうやって20代で始めたことが、30代で形になっていった感じです。いっぱい失敗もしたけど、『あれは失敗だったな』って思うことで、次に行けていましたし。だから、20代でやれることは、全部やったかな。あ、大学卒業だけは別ですけどね(笑)」

https://popeyemagazine.jp/post-34315

20代をとにかく夢中で駆け抜けた!という感じがします。

その大胆さや行動力が現在のクドカンさんの活躍につながっているのですね。

経歴・代表作

クドカンこと宮藤官九郎さんの経歴や作品情報も見てみましょう。

クドカンの経歴

クドカンさんは松尾スズキさんが主宰する、劇団兼芸能事務所「大人計画」に1991年から参加

「大人計画」には阿部サダヲさんや荒川良々などの個性派俳優さんが所属しています。

2000年のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の脚本を担当し注目を浴び、2001年映画「GO」で第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞他多数の脚本賞を受賞

以降も多数の話題ドラマの脚本を手掛けています。

2005年には映画「真夜中の弥次さん喜多さん」で長編映画監督デビューし、新藤兼人賞金賞受賞。

また俳優として、ドラマ「カルテット」、映画「幼な子われらに生まれ」などに出演。

さらに、阿部サダヲ三も参加するパンクコントバンド「グループ魂」では“暴動”の名でギターを担当し、2005年にはNHK「紅白歌合戦」に出場しました。

クドカンの代表作

舞台

2015『結びの庭』M&Oplays / 出演

2016『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』劇団☆新感線 / 脚本

2018 『ロミオとジュリエット』M&Oplays / 演出

2020 ウーマンリブvol.14『もうがまんできない』大人計画 / 作・演出・監督・出演

2021 大パルコ人④マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』大人計画・パルコ / 作・演出・出演

2022 東京成人演劇部vol.2『命、ギガ長スW(ダブル)』大人計画 / 出演

2023 ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』大人計画 / 作・演出・出演

2024 ウーマンリブvol.16『主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本』大人計画 /  作・演出・出演

ドラマ

2000『池袋ウエストゲートパーク』脚本 / 第25回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2002『木更津キャッツアイ』脚本 / 平成15年度芸術選奨新人賞 放送部門

2005『タイガー&ドラゴン』脚本 / 第45回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2008『流星の絆』脚本 / 第59回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2013『あまちゃん』脚本 / 東京ドラマアウォード2013脚本賞、第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2014『ごめんね青春!』脚本 / 第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2016『ゆとりですがなにか』脚本 / 第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 脚本賞、第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞受賞

2017『カルテット』出演

2019『いだてん〜東京オリムピック噺〜』脚本 

2021『俺の家の話』脚本 / 第107回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

2023『すべて忘れてしまうから』出演

2024『不適切にもほどがある!』脚本 /第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞

映画

2001『GO』脚本 / 第23回ヨコハマ映画祭 日本映画個人賞・脚本賞、第75回キネマ旬報ベスト・テン 脚本賞、第53回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞

2002『ピンポン』脚本 / 第26回日本アカデミー賞 優秀脚本賞

2004『69 sixty nine』脚本 

2005『真夜中の弥次さん喜多さん』脚本 / 新藤兼人賞 金賞

2007『舞妓 Haaaan!!!』脚本 / 第31回日本アカデミー賞 優秀脚本賞

2009『なくもんか』脚本

2014『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』脚本

2016『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』脚本

2017『幼な子われらに生まれ』出演

2018『パンク侍、斬られて候』脚本 

2023『イチケイのカラス』出演

かなり多数のクドカン作品があるため上記は一部になりますが、話題作が多く、受賞歴も多数!

またクドカンさんは、CMやラジオなどで幅広く活躍されています。

演出家は河毛俊作(新宿野戦病院)

新ドラマ『新宿野戦病院』でクドカンとタッグを組むのは、演出家の河毛俊作さんです。

河毛俊作さんの詳細をご紹介します。

プロフィール

河毛 俊作(かわけ しゅんさく)さんは、1952年生まれの東京出身の演出家・映画監督です。

慶応義塾大学を卒業後、1976年にフジテレビに入社し、多数のテレビドラマの演出を手掛けます。

クドカンさんとは2001年のドラマ『ロケット・ボーイ』でタッグを組み、今回の『新宿野戦病院』は河毛さんがクドカンさんに熱烈なオファーをしたそうです。

クドカンさんが河毛さんについて下記の様に話されていました。

「河毛俊作監督は、誰よりも早く俳優としての僕を面白がってくれた方。25歳、まだ方向性の定まらない僕に“アナタは、なんか分かんないけど面白いから続けなさい”と暗示をかけてくれた恩人です。

https://www.fujitv.co.jp/shinjuku-yasen/introduction/index.html

さすが敏腕演出家さん、人を見る目が素晴らしいですね(笑)!

また河毛さんはファッションに精通していて、かなりのお洒落さんとして有名です。

河毛さんが出されている本『一枚の白いシャツ 男、45歳からの服装術』は、大人男性のファッションの指南書として人気を集めています。

経歴・代表作

河毛さんは慶応義塾大学を卒業後、1976年にフジテレビに入社。

1980年代からテレビドラマ『セーラー服と機関銃』、『抱きしめたい!』、『ナニワ金融道』、『ギフト』、『きらきらひかる』など多数のドラマの演出を手掛けています。

映画監督としては、2005年「星になった少年」でデビューしました。

河毛俊作さんの代表作

ドラマ

1982『セーラー服と機関銃』

1988『抱きしめたい!』

1990『すてきな片想い』

1995『沙粧妙子-最後の事件-』

1996『おいしい関係』

1996~2015『ナニワ金融道シリーズ』

1997『ギフト』

1998『きらきらひかる』

2001『ロケット・ボーイ』

2001『忠臣蔵1/47』

2009『救命病棟24時』

2009『木枯し紋次郎』

2016『営業部長 吉良奈津子』

2018『雨の首ふり坂』

映画

2005『星になった少年』

2023『仕掛人・藤枝梅安 第一作』

2023『仕掛人・藤枝梅安 第二作』

クドカンさんと同じく(さらに多いのですが)、上記の作品は河毛さんの手掛けたものの一部になります。

河毛さんはトレンディドラマの”生みの親”と言われるほど、1980年代後期から1990年代初期のドラマで特に活躍されました。

現在72歳の河毛さんは、お洒落な上、演出家としてま第一線でまだまだ活躍されていて、とても素敵ですね!

新宿野戦病院の前評判は?

新ドラマ『新宿野戦病院』の前評判を見てみましょう。

安心して笑えそう

すでに塚地さん演じる看護師長さん役について、様々な意見がでていますが、それも含めてクドカンさんの脚本なら大丈夫と思える、という声がありました。

ベテラン揃いのキャストが良い

最近のドラマは若い俳優さんが多く出演する中、『新宿野戦病院』はとにかく味のあるベテラン俳優揃っていて楽しみすぎる!という、豪華キャスト陣についての評判が高いようです。

クドカンなら間違いない!

毎度話題作を作り続けるクドカンさんの脚本なら、面白いに決まっている、という期待の声が多く見られました。

まとめ

この記事では『新宿野戦病院』の脚本や、クドカンとタッグを組む人気演出家にも注目してみました。

●新ドラマ『新宿野戦病院』の原作は漫画ではなく、”クドカン”こと宮藤官九郎さんの完全オリジナルストーリー

●クドカンさんは、脚本家・男優・作詞家・放送作家・映画監督・演出家というマルチプレイヤーで活躍

●劇団芸能事務所「大人計画」に所属し、多数の話題作の脚本を手掛け、多くの受賞歴あり

●クドカンとタッグを組むのは、演出家・河毛俊作さん

●河毛さんは1980年から多数のドラマの演出を担当し、トレンディードラマの生みの親とも言われる

いかがでしたでしょうか。

脚本・演出・キャストが全て豪華で、期待せずにはいられない新ドラマ『新宿野戦病院』。

コメディドラマではあるようですが、「命の尊さ」についてはしっかり考えさせられそうな内容です。

クドカンさんの初の医療ドラマ、どのように繰り広げられるか楽しみですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次