今期の水10ドラマ『となりのナースエイド』は、ご覧になっていますか。
ナースエイドとは、入院患者の食事や排せつ、入浴や着替えの補助をするのが仕事。
医者でも看護師でもなく、患者の『心』に寄り添う人たち。
資格がいらない代わりに、医療行為は許されない。
そんな『ナースエイド』という職種に焦点を当てたのが、このドラマです!
原作は、現役医師のベストセラー作家『知念実希人』の同名小説。
脚本はコメディー界のトップランナー『オークラ』が手がけたことでも話題です。
従来の『医療ドラマ』とは少し異なる『病院リアルエンタメドラマ』。
公式では、主人公には隠された正体があり、誰も予想出来ない二転三転の裏がある、と明示されています。
どんな展開になるのか気になりますよね!
この記事では、1月31日に放送された『となりのナースエイド』の第4話を詳しくご紹介します。
ドラマを見た人も、見ていない人も一緒に振り返っていきましょう!
【となりのナースエイド】オームスとは
まずは第4話で、初めて出てきた『オームス』という単語について解説します。
ドラマ本編ではまだ多く語られていませんが、独自に調査してみました!
オームスとは、ドラマ内の架空の医療機器です。
一人乗りのVRシミュレーターで、外部から遠隔で操作が可能。
オームスが使用するのは、がん細胞を食べて小さくする『火神細胞』。
メスなどを使用する外科手術をせずに、非侵襲的にガンを消滅させることができます。
5年生存率0%で不治の病とされる『シムネス』を完治させるために開発した医療機器という位置付けです。
さらに火神教授は、外部操作で好きな場所に火神細胞を集められるよう改良した『新火神細胞』を開発。
オームスを使い、『新火神細胞』をがん細胞で侵された臓器に集中的に集める。すると、がん細胞が増殖するより早く『新火神細胞』が、がん細胞を貪食し、最終的にがん細胞を消滅させることができる、という仕組みです。
オームスの正式名称は、『Outside Operated Higami cell Machine System』
この頭文字をとって、『OOHMS(オームス)』
直訳すると『火神細胞外部システム』
オームスは、席に座ってVRゴーグルを着用して操作します。
無重力のような状態で、大量の情報が操作者の脳に送り込まれます。その結果、激しい乗り物酔いとも、眩暈ともとれるような、目まぐるしい回転を感じるため、普通の人では数分しか耐えられません。
その中で、治療すべき部位を特定し、適切に治療しなければならないため、操作者の選定は非常に困難です。
第4話の時点では、操作可能な人が存在しませんでした。
オームスを操作できる人物が、今後の鍵となりそうですね!
オームスとは不治の病『シムネス』を唯一治療できる、ドラマ内での架空の医療機器
正式名称は、『Outside Operated Higami cell Machine System』
操作時には激しい眩暈を感じるため、現時点で操作できる人物はいないとされている
となりのナースエイド4話あらすじ(※ネタバレあり)
では、4話がどんなストーリーだったのかご紹介します。
ネタバレ含みますので、未視聴の方はご注意ください!
唯の死に他殺の可能性が浮上
澪(川栄李奈)の部屋に空き巣が入ったと聞きつけ、姉・唯(成海璃子)の元彼で刑事の橘(上杉柊平)が訪れる。その際に唯の死に他殺の可能性があることを聞かされる。
橘によると唯は生前、特殊詐欺や違法ドラッグなどあらゆる犯罪に手を染め、場合によっては殺人すらいとわない半グレ集団のリーダー辰巳浩二(やべきょうすけ)を調べていた。
警察も辰巳を捕まえようと躍起になっているが、未だに居場所さえつかめていない。
唯は重大な情報を手に入れたせいで殺されたのではないかと橘は考えていた。辰巳を捕まえるために、唯の残したもので辰巳に関する情報があれば教えてほしいと澪に迫る。
澪の実力とPTSD
翌日。病院に火神(古田新太)の一人娘・玲香(瀧本美織)の姿が。玲香は、容姿端麗な上に外科医としての腕も超一流で自信にあふれていた。そんな折に、自分よりも外科医として優秀な結果を残した大河(高杉真宙)に公衆の面前で告白した結果、見事に振られ号泣した過去があった。
澪は猿⽥(⼩⼿伸也)に「君と話したい人がいる」と手術室に連れていかれる。そこに居たのは玲香だった。玲香は「大河と男女の仲にあるのか」ときくが、澪は否定する。
玲香は、澪が実は優秀な外科医であることを知っており、その実力を試すようにある患者のカルテを見せる。同席していた猿田でも見抜けなかった病名を澪は、見事言い当てる。
澪の仕事ぶりを馬鹿にする猿田に対して、玲香は澪がいかにナースエイドとしての能力が高いかを説明する。居たたまれなくなった猿田は退席。
その後玲香は、生理用食塩水の入った注射器を取り出し澪に打つよう迫る。しかし、手が震えて打てない澪。
玲香は冷たく言い放つ。
「打てない?PTSDだから?」
シーンが変わり教授室にて。澪がPTSDであることを確認した玲香は、オームス適応の候補者として認めないと火神に話す。
唯の死と澪を取り巻く状況
寮にて澪は大河がまだ戻ってないことを確認する。そこに橘が現れる。澪は唯のノートPCに入っていた『澪へ』というファイルを見せ、それが遺書ではなく、書きかけなのではないかと話す。
そのPCは、唯が原稿や取材のメモを書き込んでいたものだった。澪の部屋に忍び込んだ人間は、このノートPCを狙ったのではないかと予測。
橘は、中を調べるために唯のノートPCを借りる。
翌日、食堂で大河を見つけた澪は唯が殺された可能性があることを相談する。そこに、玲香が現れ「人に聞かれたくないから」と大河と移動する。
玲香は、澪がオームス適応の候補者にされていることを相談。
オームス適応の訓練における体の負担は途方もなく大河や玲香でさえ適応できていない。
「私、不安なの…優秀な外科医の未来が失われるんじゃないかって…」
接近する澪と大河
その日の帰り、大河は澪を車に乗せ、唯の死に他殺の可能性がある件について話す。
大河は「自分の手術のせいではなかったんだから良かったな」と言った。
図星を付かれた澪は「頭が混乱している」と話すと、
「頭がぐちゃぐちゃした時、頭をすっきりさせる方法だけは知ってる。今から連れて行ってやるよ」
その方法とは、ライブに行くことだった。
澪は汗びっしょりになるまで、大声で歌い踊る大河に驚きつつも、好感を持った。
おなかが空いた澪と大河は、ファミレスへ。
澪は大河に外科医として何を目指しているのか問う。すると、大河はシムネスの完治だと答える。
火神はシムネスの新たな治療法の開発に注力しており、大河はその力になりたいと言う。
「不治の病なんてあってはならない!俺は自分の体を犠牲にしようが、必ず…」
「おまえも協力しろ。外科医に戻るんだ。それが本来のお前だ。おまえの姉もおそらく、そうなることを望んでいたはず。お前は外科医としての才能がある」
と澪に迫る。
澪のPTSD克服
その時、店内で男性客が倒れ込む。
男性はアナフィラキシーショックを起こしていた。
救急車を待っていたら、間に合わない。大河は澪に車に積んでいる医療道具を持ってこさせ応急処置を行う。
「俺が気管切開して呼吸できるようにする。おまえはアドレナリンを打って、患者の血圧を上げろ!」
しかし、澪の手は震えていて、打つことができない。
「おまえの姉を殺したのは、おまえじゃない!おまえの姉はおまえの幸せを祈っていた!トラウマを背負う必要はない!おまえならできる!俺一人ではこの患者を救えない。おまえが必要だ。おまえがこの患者を助けるんだ!」
その瞬間、澪の震えが止まり、澪は叫ぶ。
「アドレナリン、筋注しました!」
大河の処置で男性の気道が確保され、男性は助かった。
帰りの車内にて。
澪が一瞬だけでもPTSDを克服できたことを大河は「病気ってのは少しずつ治していくものだ」と励ました。
唯のパソコンにあった情報とは…
澪の部屋にて。
橘がやって来て、PCのフォルダのパスワードが分からないと言う。
思いつく限りの数字を入れたが開かないため、澪に助けを求めたのだ。
橘は、唯の病気発覚後、指輪を渡してプロポーズしたが「私のことを何も分かってないんだから。出てって」と断られていたことを明かす。
澪は部屋に飾ってあるリングネックレスを手に取り橘に見せる。それは橘がプロポーズの際に渡した指輪だった。
唯が生前、死ぬ瞬間も、その指輪を肌身離さず身に着けていたことを橘に伝える。
そして澪は、プロポーズしたその日こそが、かけがえのない特別な日だった事に思い当たる。
橘がプロポーズした日付『0514』を入力するとフォルダが開いた。
フォルダの中には『辰巳浩二資料』と書かれたファイルがあり、そこには、とある住所が記載されていた。調べたところ、かなり山奥で周辺に何があるのかもわからない。
澪は、一人でその場所へ向かった。
そこには、一軒の家が建っており明かりがついていた。
そこに大河の車がやってきた。
降りてきた大河は、そのまま、家に向かっていった――
となりのナースエイド4話の感想レビュー
第4話のストーリーは伝わったでしょうか。
1~3話を見ていなくても、なんとなく話はつかめそうです。
ただ、新キャラ玲香の登場や、澪が一瞬とは言えPTSDを克服、その後ラストで大河の意味深な行動…など、1話に盛り込みすぎた感は否めません。
しかし、残り話数を考えると、この辺で一気に話を進めないといけないのかもしれませんね。
もたつき感がなくテンポよくストーリーが展開していった点は好感を持てました!
シリアスな場面とコメディタッチな場面の比率も、ストーリーを邪魔しない絶妙なバランスを保っていたと思います。
今後の展開にも期待ができそうです!
となりのナースエイド4話の評判・評価
さて、ここからは実際に4話を視聴した人たちの声を聴いてみましょう。
良い評価・感想
肯定的な意見は、どんなものがあったのでしょうか。
- 川栄李奈が可愛すぎる!
- 大河先生の熱いところが見れた!
- 上杉柊平、格好いい!
など、画面映えの意見が多かったです。
美男美女の揃う『となりのナースエイド』。見ているだけで目の保養になりますね!
悪い評価・感想
では、反対に否定的な意見はどのようなものがあるのでしょうか。
- 原作と違い過ぎる
- 医療シーンが雑
- キャラの癖が強すぎる
などが多かったです。
いわゆる『医療ドラマ』ではないにしても、リアリティがなさ過ぎて興ざめしたのでは、ストーリーが入ってこないため、残念ですよね。
原作との違いは、『ドラマならでは』と楽しめるか、『原作が好きだったのに…』となるか、人によって分かれそうです。
こう見ると、演者には高評価、製作陣には辛口な意見が多いようですね!
となりのナースエイド5話あらすじ
5話の予告動画を見てましょう!
公式で発表されている5話のあらすじも紹介します。
澪みお(川栄李奈)は、姉を殺害した可能性が高い男・辰巳たつみ(やべきょうすけ)のアジトと思われる山奥の屋敷の前で大河たいが(高杉真宙)を目撃する。
刑事の橘たちばな(上杉柊平)が調べたところ、屋敷が辰巳と関係のある場所だということは間違いない。だとすると、何故大河があそこにいたのか…?大河と辰巳はつながっている…?姉のこと、辰巳のこと、そして大河のこと…。分からないことだらけで澪の頭の中はグチャグチャ。仕事に身が入らず、患者が話し掛けても上の空で、大河にもよそよそしい態度をとってしまう…。
その頃、火神ひがみ(古田新太)は独自に開発したオペレーションシステム『オームス』の実用を目指し、オームスに適応できる人材を探していた。「オームスを使いこなせる人間だけが、魔病シムネスに打ち勝つことができる」と豪語する火神。しかし、大河でさえ使いこなすことができないオームスを、並の医師が扱うことは到底不可能で、適応者が見つからないまま時間だけが過ぎていく。焦り始める火神の耳に、大河に関する悪いウワサが届く…。
澪の悩みなど知る由もないナースエイド控室では、他人の色恋沙汰を面白がる夏芽なつめ(吉住)が、澪に好意を寄せる相馬そうま(矢本悠馬)に「グズグズしてないで、コクっちゃいなよ」とけしかけ、相馬が遂に“覚悟”を決める。一方、晴美はるみ(水野美紀)は最近帰りが遅い大学生の息子のことで、澪は大河と辰巳の関係のことで頭がいっぱい…。
そして、遂に我慢できなくなった澪は、朝早くから車で出掛けていく大河をこっそり尾行するが、たどり着いた先で澪が目にしたのは衝撃の光景で…。
姉の死の真相に迫る澪に、またもや不測の事態が襲い掛かる!!
(公式ホームページより)
展開が気になりますね…!
まとめ
今回は、水10ドラマ『となりのナースエイド』4話を振り返りました。
澪の姉・唯の死に他殺の可能性があることが発覚
火神教授のひとり娘、玲香が登場
オームスの操作者には大河や玲香でさえ現時点では適応できていない
澪がオームス適応の候補者にされている
澪はファミレスで倒れた男性を救う時にPTSDを克服し筋注に成功
唯が調べていた辰巳浩二に関係する場所に大河が現れた
4話は、盛りだくさんな内容でしたね!
1~3話はTverで無料配信中。4話も2月7日までは無料配信されているため、見逃した人、この記事を読んで見てみようと思ってくれた人は必見です!
ぜひイッキ見して、次回の5話に備えましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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