今期の大河ドラマ『光る君へ』は、ご覧になっていますか?
源氏物語の作者、紫式部の成長物語となる本作。
大河ドラマとしては珍しい平安時代の話で、放送開始前はヒットは難しいのではないか、と言われていました。
しかし実際に放送されると、脚本、演技共に、なかなかの高評価を得ています!
実力派揃いの豪華俳優陣の中で、一際SNSで話題にのぼっているのが、猫の小麻呂。
この記事では、小麻呂の種類や実名、過去の出演作品も紹介します!
光る君への猫・小麻呂(こまろ)の種類と実名
『光る君へ』では、随所に猫の小麻呂が登場します。
そしてこの猫を追いかける形で、ストーリーが進んでいく仕掛けもあります。
まずは、そんな小麻呂が、どういう役柄なのか説明しましょう!
小麻呂(こまろ)とは
小麻呂とは、後に藤原道長(柄本佑)の妻となる源倫子(黒木華)の飼い猫です。
倫子の心の底にある孤独や不安を癒す存在として描かれています。
史実では、倫子が猫を飼っていたかは定かではありません。
しかし、夫・藤原道長が猫を飼っていたという記録はいくつか残されています。
例えば、道長の歌集『御堂関白家歌集』には、猫を題材とした歌が収録されています。
また、道長の娘・藤原妍子の日記には、道長が猫を可愛がっていた旨の記述があります。
その猫が小麻呂だとする展開になるのかもしれませんね。
種類と実名
小麻呂を演じているのはタレント動物の『ニモ』くんです!
名前:ニモ
年齢:9才(人間でいう52才)
性別:オス
品種:日本猫(雑種)
所属:グローバルアニマルアクト
出身:茨城県稲敷市
性格:人懐っこい、好奇心旺盛
特技:演技
品種に関しては、『雑種』としか公表されておらず、何と何の掛合わせかは不明です。
猫・小麻呂(こまろ)の元ネタモデルは何?(光る君へ)
調べた結果、小麻呂に、具体的なモデルは見当たりませんでした。
しかし、前述通り、藤原道長は猫を飼っていたという史実があります。
また、源氏物語の中にも猫が登場します。
当時の日本では、猫は美しい毛並みや独特の性格から、貴族社会で高貴な存在として扱われていました。
貴族たちは猫を愛玩動物として飼い、彼らの生活に欠かせない存在でした。
そんな背景もあり、ドラマ内に猫を登場させたのかもしれませんね!
ちなみにニモくんが小麻呂役に選ばれた理由として下記の4点が公表されています。
- 顔のかわいらしさ
- 人懐っこさ
- 必要以上に鳴かない
- 『源氏物語』時代の絵巻物などに描かれている猫と同じ模様
平安時代には、中国から渡来した猫が『唐猫』と呼ばれ、貴族や皇族に愛されていました。
その中でも黒い猫は珍しく、第59代・宇多天皇(倫子の曽祖父)の愛猫として記録されています。
そのような背景からも黒色の猫の二モくんが選ばれたのかもしれませんね!
猫・小麻呂(こまろ)の出演作品は他にある?(光る君へ)
タレント動物ニモくんの出演は、『光る君へ』小麻呂だけではありません。
2020年10月期のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(主演:赤楚衛二さん)にも出演していました!
柘植将人(浅香航大)の飼い猫『うどん』がニモくんでした。
気付いた人も居るようで凄いですね!
猫・小麻呂(こまろ)に対するSNSの声
小麻呂に対するSNSの声を紹介します!
可愛い!癒される!という声が非常に多かったです!
第7話が大雨の中見つけてもらえないまま終わってしまったことを受け
- 『迷いネコ探しています』
- 『カットがかかってからの映像をネット配信してほしい』
- 『行方が心配で一週間も待てない!』
といった投稿もたくさんありました。
小麻呂、愛されてますね…!
まとめ
今回は、大河ドラマ『光る君へ』の猫、小麻呂を紹介しました。
源倫子(黒木華)の飼い猫
タレント動物のニモくん、9歳、雑種
平安時代、猫は高貴な動物として貴族の間で飼われていた
作中の癒しキャラとして視聴者に愛されている
第7話では、大雨の中行方不明となってしまった小麻呂。
早く倫子の元に戻り、これからも癒しキャラとして活躍してほしいです!
人気沸騰中のニモくん。他の作品にも引っ張りだこになりそうですね。
意外と高齢でしたが、これからの活躍にも期待しましょう!
コメント