ファーストスラムダンク宮城リョータの母親は毒親か?カオルの年齢や手紙全文も調査

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2022年12月3日より公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』が、2024年8月の復活上映を記念して、 Netflixにて2024年6月10日より独占配信されています

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、週刊少年ジャンプで連載された人気バスケ漫画を、原作者の井上雄彦さんが監督と脚本を担当して映像化したアニメーション映画。

2022年12月3日から2023年8月31日まで国内で上映され、累計の観客動員数は10,959,356名、興行収入は15,868,512,020円を記録しました。

そんな大ヒット映画『THE FIRST SLAM DUNK』でのメインは桜木花道ではなく宮城リョータで、リョータの母親であるカオルとの関係にも焦点が当てられています。

視聴者からは、「リョータの母親は毒親っぽい・・・」という声も少なくないのですが、本当にそうなのか気になりますよね。

またリョータからカオルへの手紙の内容についても、話題になっています。

そこでこの記事では、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の宮城リョータの母親は毒親なのか、また母親・カオルの年齢やリョータからの手紙について調査しました。

気になる方のお役に立てれば幸いです。

目次

ファーストスラムダンク宮城リョータの母カオルとは

宮城リョータの母親・カオルについて、見ていきましょう。

プロフィール

リョータの母親の名前は、宮城カオル(みやぎ かおる)

年齢は公開されていませんが、恐らく40代だと思われます。

沖縄で夫、長男のソータ、次男のリョータ・長女のアンナと共に暮らしていましたが、夫が亡くなり、海難事故で長男も亡くします。

相次ぐ家族の死を受け止められず、心機一転で神奈川に引っ越しますが、兄のことを忘れまいとするリョータと衝突するように。

職業は不明ですが、とにかく二人の子供を養おうと必死で頑張るシングルマザーです。

役どころ

リョータの母親・カオルの役どころは、夫と長男の死を受け入れられず、しかし遺された自分と子供二人で生きていかなければならないという、苦しい立場です。

また、トラブルを起こしたり、兄・ソータの影を追い続けるリョータと衝突しながらも、バスケに熱中するリョータを距離を置きながら見守っていました。

家族の死を受け入れ、遺された家族と一緒に前を見て進まなければ、という気持ちと、立ち直れない苦しさという葛藤と闘っています。

【カオルの評判】ファーストスラムダンク宮城リョータの母は毒親か?

リョータの母・カオルは毒親なのでしょうか。

ネット上のカオルの評判を見てみましょう。

ソータではなくリョータとしての居場所を探していただけ

「兄に重ねられてしまう弟」を母親なりに守ろうとした結果が、ソータの部屋での出来事やリョータへの態度に出てしまったのでしょうね。

 自分の心の整理もついていない中、リョータにどう接したら正解なのか分からなかっただけかもしれません。

シングルで二人の子供を育てることは大変

相次いで家族を二人亡くし立ち直ることも大変なのに、一人で二人の子供を育てなければならず、普通のメンタルではやっていくのは本当に困難。

本当に毒親なら子供のために必死に頑張らない

カオルは、リョータに対してきつかったり冷たい態度をとっていたかもしれませんが、”毒親”で本当にリョータのことが憎ければ、家族の生活を支えるために必死に頑張れないのではないでしょうか。

”子供への接し方が分からない=毒親”ではない

母親も子供と同じ”人間”です。

大人も完璧でないので、現実から目をそらしてしまうのも仕方ないし、過去に縛られ前向きになれず、子供への接し方が分からなくなることもあります。

ただ、”育児の正解がわからない母親”は”毒親”、ということではないでしょう。

カオルも家族のために、必死にもがいていたのではないでしょうか。

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宮城リョータからカオルへの手紙(ファーストスラムダンク)

リョータがインターハイの前日(リョータとソータの誕生日)に、母親・カオルに書いた手紙について見ていきましょう。

手紙全文

こちらが手紙の全文です。

「母上様

 問題を起こしてばかりで、迷惑をかけてゴメン

 バスケはいやだったはずだよね

 ソーチャンを思い出すから

 それでも一度もバスケをやめろと言われた事はなかった

 ミニバスの時、観にきてくれて嬉しかった

 ソーチャンのいない世界で、オレにとってバスケだけが心の支えだった

 続けさせてくれてありがとう

 バスケ続けててよかったよ

 ソーチャンが立つはずだった場所に明日

 オレが立つことになりました

https://ameblo.jp/syully/entry-12823323434.html

リョータはなんて書こうか、相当悩んで書いていたようですね。

手紙に込められた想いとは?

リョータは母への手紙を書き始めて、冒頭で「生きているのが俺ですみません。」と書いていました

結局は書き直して、その一文は書かなかったのですが、リョータの母への気持ちがまず”生きているのがソータではなく自分で申し訳ない”という想いで、なんとも胸が苦しくなります。

それでも、リョータから母への気持ちは「ありがとう」という感謝の気持ちが大きかったようです。

いろいろ問題を起こしても見放さずに見守ってくれて、また生きる支えだったバスケを辞めろと言わずに続けさせてくれたことへの感謝の気持ちが綴られていました。

自分の居場所や、心のやり場をなくして荒れてしまったときも、結局は母親の支えがあってここまでやってこれた、ということなのでしょうね。

まとめ

この記事では、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の宮城リョータの母親は毒親なのか、また母親・カオルの年齢やリョータからの手紙について調査しました。

●宮城リョータの母親は、宮城カオル(恐らく40代)

●カオルは夫と長男を相次いで亡くし、死を受け止めきれないまま遺されたリョータと妹のアンナと引っ越した神奈川で暮らす。

●リョータと衝突しながらも、家族ために働くカオルは毒親なのか・・・

・ソータではなくリョータとしての居場所を探していただけ

・シングルで二人の子供を育てることは大変

・本当に毒親なら子供のために必死に頑張らない

・”子供への接し方が分からない=毒親”ではない

●インターハイ前日にリョータが母・カオルへ宛てた手紙は、今までの感謝の気持ちが綴られていた

いかがでしたでしょうか。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』はメインが宮城リョータですが、宮城リョータとカオルの物語でもあるようです。

これまでの、ちょけたリョータはあまり出てこず、家族の死を背負って生きているということで少しシリアスな内容になっていて、涙なしでは観られない内容になっています。

カオルに対する意見は様々ですが、困難な状況に立たされた母親としてはとてもリアルだったと思います。

リョータの原作とのギャップを感じられるので、原作を読んでから観たほうが楽しめるかも知れませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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