1951年から愛される不二家のミルクキャンディー「ミルキー」の新CMが、2024年4月2日から放送されています。
新CMでは、女優の上白石萌音さんが保育士に挑戦し、ネット上では「萌音ちゃんかわいい!」と評判になっています。
しかし、新CMでは「ミルキー」でお馴染みの「ママの味」のフレーズが出てこず、代わりに「わたしのままでいい」というキャッチフレーズが使用され、「あれ?」と思った方も多いのではないでしょうか。
キャッチフレーズの変更について、ネット上では「ママの味だめなの?」「なぜ?ママの味じゃなくて悲しい」の声が上がっています。
そこでこの記事では、「ミルキー」新CMのキャッチフレーズが、「ママの味」でなくなった理由を調査しました。
気になる方のお役に立てれば幸いです。
ミルキー新CMが変わった!
新しく変わった、ミルキーの新CMはこちら↓
上白石萌音さんの可愛さは、ペコちゃんにも負けていないかもしれませんね。
ちなみに、ミルキーの過去のCMがこちらです↓。
眠っているペコちゃんがかわいいくて、優しい雰囲気のCMですね。
やはり最後の、「ミルキーはママの味~♪」が印象的です。
ミルキー新CMが変わった理由はなぜ?(2024)
「ミルキー」のCM変更の理由は公式には明らかにされていませんが、理由を3つ推測してみました。
【理由①】パパも育児参加する時代だから?
一つ目の理由は、現代社会の多様性を重視したため、です。
「ママの味」というと、「パパのは?」と言いたくなる人もいますよね。
そもそも「ママの味」というのは何なのか、不二家の公式サイトには下記のように書かれています。
【質問】
「ミルキー」の袋に「ミルキーはママの味」とありますが、どういう意味ですか?
「ミルキー」の袋に「ミルキーはママの味」とありますが、どういう意味ですか?|商品に関するご質問|お客様窓口|株式会社不二家 (fujiya-peko.co.jp)
【回答】
ミルキーは北海道の厳選されたしぼりたてのミルクから作られた濃厚なれん乳を使って作られています。
このお母さんの愛情や母乳のなつかしさをイメージしたキャッチフレーズで、発売当時(1951年(昭和26年))から親しまれています
「ミルキー」の袋に「ミルキーはママの味」とありますが、どういう意味ですか?|商品に関するご質問|お客様窓口|株式会社不二家 (fujiya-peko.co.jp)
母乳はともかく、愛情に関してはお母さんだけでなくお父さんの愛情もあるだろう、ということで「ママ」だけの味ではないという意味ではないでしょうか。
昔は子育てはお母さんがメインの仕事とされていましたが、最近はお父さんも育児に参加されることが増えてきていることもあるのかもしれませんね。
【理由②】忙しい大人もターゲットだから?
二つ目の理由は、「ミルキー」は小さな子供だけでなく、日々の仕事や人間関係に悩んだり疲れている大人たちへのメッセージとして、「わたしのままでいい」が使われたのではないでしょうか。
CMでは「ママの味」の様に、優しく安心できる”癒し”が前面に出されていて、”みんなそのままでいいんだよ”というわれている感じがしますよね。
【理由③】ママの味=母乳との印象を防ぐため?
三つ目の理由は、ママの味=「母乳」との誤解を防ぐためということも考えられそうです。
子育てをするためには母乳だけではなく粉ミルクを使用することも多くありますよね。
育児をする側からすると、粉ミルクがあるのは大変助かる反面、いまだに「母乳の子育てが一番!」と言われるとプレッシャーに感じてしまうママがいるのも事実。
現代では、そのような声にもスポットが当たるようになったため、不二家が配慮するようになったのかもしれませんね。
ミルキー新CMのSNSの評判
ミルキー新CMの、ネット上での評判を見てみましょう。
”わたしのままでいい”って素敵な言葉
ミルキー新CM🍬♥️
— オ ト (@l99mo_) March 27, 2024
萌音ちゃん保育士似合ってる~📛
メイキングからも子どもが大好きな気持ちが伝わってくるし、"わたしのままでいい。"って素敵な言葉🪄︎︎🌟
#上白石萌音 #ミルキー pic.twitter.com/BsZ40BAIjF
上白石さんの前向きな雰囲気がまた、”わたしのままでいい”のキャッチフレーズを素敵にしてくれているようですね。
馴染みのフレーズがなくなるのは寂しい
今までのCMを観てきた人には、馴染みのフレーズを聞けなくなるのは寂しいようですね。
”私のままでいい”もまた馴染んでいくといいのですが。
ミルキーのCMが変わってた
— ma_na (@southwinds09) April 5, 2024
『ミルキーはママの味』が『私のままでいい』に
時代の流れもあるかもしれないけど
馴染みのフレーズがなくなるのは寂しい……😢
秀逸なキャッチフレーズをわざわざ変えるのは・・・
「アップデート」必ずしも
— neoneo321 (@neoneo321163404) April 14, 2024
「改善」にあらず。
不二家CMの
「ミルキーはママの味」が
「わたしのままでいい」に。
記憶に刺さる秀逸なキャッチフレーズを
わざわざ変えるのは、やはりコンプラか。
「記憶に刺さるくらい秀逸」といわれるほどのキャッチフレーズは、なかなかないですよね。
時代背景の変化を考えると、「秀逸」なキャッチフレーズさえも変えなければいけなくなるのでしょうか・・・。
まとめ
この記事では、「ミルキー」新CMのキャッチフレーズが、「ママの味」でなくなった理由を調査しました。
①パパも育児参加しているから?
②子供だけでなく忙しい大人もターゲットだから?
③ママの味=母乳という印象をなくすため?
いかがでしたでしょうか。
上白石萌音さんが出演する「ミルキー」の新CMは、上白石さんが初々しくてとっても可愛いですよね。
これまでの「ミルキー」のCMとはまた違った良さがあり、大人も癒されるCMになってます。
キャッチフレーズが「ママの味」から「わたしのままで」に変更されても、「ミルキー」の優しい甘さはそのままで、子供にも大人にも愛されるキャンディーであることには変わりはなさそうです。
お馴染みの「ママの味~」のフレーズが聞けないのは少し寂しい気はしますが、前向きに「わたしのままで」の素敵なフレーズにも慣れていければいいですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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