2022年11月11日に公開された映画「すずめの戸締り」が、いよいよ2024年4月6日に金曜ロードショーで地上波初放送されます。
「すずめの戸締り」には、重要なキャラクターとして”ダイジン”という白猫が登場します。
始めは瘦せ細っていた”ダイジン”が途中で少し太り元気になったり、また痩せ細ったりするのですが、SNS上では「何で痩せたり太ったりするの？」と気になっている人が多いようです。
またミステリアスな言動を繰り返す”ダイジン”に対して、「怖い」と「かわいそう」との意見に別れているようです。
そこでこの記事では、”ダイジン”が痩せ細る意味や理由と、”ダイジン”が「怖い」「かわいそう」という投稿について調査しました。
気になる方のお役に立てれば幸いです。
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すずめの戸締まりの猫ダイジンが痩せ細る理由はなぜ?
要石の”ダイジン”はすずめに抜かれた後、痩せ細った猫の姿になります。
そして2度目にすずめの前に現れたときも痩せていましたが、すずめに餌をもらいながら「うちの子になる？」と言われた直後に、ふっくらとした姿になり元気になります。
すずめに抜かれるまで、存在を忘れられていた廃墟で孤独に要石としての役割を果たしていた”ダイジン”は、すずめの優しさに触れることで、寂しさでいっぱいだった心が愛情で満たされたのだと考えられます。
すずめから愛情を受けた”ダイジン”は、痩せた細った体が一瞬で元に戻るほど嬉しかったのでしょうね。
また”ダイジン”は長い間一人ぼっちで、誰とも繋がりを持てずにいましたが、すずめという人間と繋がりを持つことで、力を得たのだと思われます。
東京の後ろの戸では、すずめに「大嫌い」と言われたことで”ダイジン”はすずめとの心の繋がりが断たれたと感じたので、再び痩せた細った姿に戻ったのでしょう。
そして東北のすずめの実家跡で、すずめが探していた後ろ戸を見つけてすずめを案内したダイジンは、すずめの誤解が解け、またすずめに優しくしてもらうこと元気を取り戻し、で再びふっくらしたとした姿になります。
”ダイジン”は、人との繋がりができたり断たれたりすることに合わせて、痩せたりふっくらしたりするようです。
すずめの戸締まりの猫ダイジンは怖い?かわいそう?
重要なキャラクターとして、神出鬼没にすずめの前に現れる猫・”ダイジン”。
ネット上では、”ダイジン”が「怖い」という意見と「かわいそう」という二つの意見が多数ありました。
それぞれの意見の投稿を見てみましょう。
「怖い」という意見
まずは、”ダイジン”が「怖い」という意見から。
やはり子供の声で無邪気に「人が死ぬ」など、恐ろしい発言をしているのが怖いようです。
また、大変な場面で「すーずめっ」と楽しそうに話しかけるところも、少しホラーっぽいですよね。
大変な場面での、楽しそうな「すーずめっ」の声が、怖くて頭から離れないという声もありました。
こんな事言っちゃダメだけど、私すずめの戸締まりのダイジンが怖い… この気持ちを隠すのも違和感で。映画のセリフのせいで怖くてぬいぐるみ欲しいとかいう感情がわかない… あのセリフ変えて欲しいくらい。RADファンで新海誠作品好きなのに…
— KAN (@Is2RADWIMPS) December 16, 2022
同じ人いたりしないかなぁ……
この気持ち変わるかなぁ…
ダイジン怖いって聞いたけど確かに怖いわ…しかも子役さんが演じてらっしゃるから人ならざるもの感倍増
— られい (@r_r_copephan_) May 25, 2023
#すずめの戸締まり
— いちごオレ。 (@9qCLzF4TtS7ok6a) January 21, 2023
ダイジン怖いのだが、、、｢すーずめっ｣が頭から離れなくて怖い怖い
「かわいそう」という意見
次に”ダイジン”が「かわいそう」という意見を見てみましょう。
「とにかく”ダイジン”がかわいそうで、辛い」との声が多数ありました。
”ダイジン”を見ていて辛くて、内容が頭に入ってこないという人も。
また、心が寂しくなって痩せ細る姿がかわいそう、という声も多かったです。
遅ればせながら
— 椿ひな🐣143cmの小さな巨乳×美乳💛トロリッチアンバサダー🌊✨️スタジオアモラス (@piyo_kopenchan) September 27, 2023
すずめの戸締まり🚪🗝
をようやく見ました📀
うう・・
ダイジンが切なくてかわいそうで泣けてしもうたよぉぉ😭😭 pic.twitter.com/oGRe3TVfs4
ダイジンがしおしおになっちゃうシーン何回見ても辛すぎてそこで泣く
— ゆきまろ (@ykmr_127) March 30, 2024
すずめの戸締まり みてきた✋
— momo🌸.｡.:*♡ (@momoca11100737) January 8, 2023
ネタバレになるから
🙊！
だけど、映画の途中から
ダイジンがかわいそうすぎて
内容が頭に入ってこなくなっちゃった
怒💢
あんまりだ(T_T)
そーた、 ダイジンなんとかしてあげて#すずめの戸締り #ダイジン pic.twitter.com/6e4miAPtC9
1回目は「”ダイジン”怖い」と思っていた人も、2回目見たときには「”ダイジン”がかわいそうに見えてきた」と感想が変わった人もいました。
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すずめの戸締まりの猫ダイジンの正体とは
閉じ師の宗像草太が持つ「閉ジ師秘伝の抄」に記されている龍の絵図によると、西の柱（ダイジン）はミミズの尾部の、東の柱（サダイジン）は頭部の封印を担っているようです。
草太の祖父である宗像羊朗が病室の窓際に来た”サダイジン”に対して、丁寧な敬語を使い、久しぶりに再会したような言葉をかけていました。
「閉ジ師秘伝の抄」の内容や、羊朗と”サダイジン”の関係性からみると、”ダイジン”と”サダイジン”は長い時間をかけて要石になった元閉じ師の人間であった可能性が考えられます。
”サダイジン”は体も大きく落ち着いた雰囲気ですが、”ダイジン”は体は小さく、無邪気でまだ子供のようですよね。
恐らく”サダイジン”はもう長い間要石としての役割を担っており、”ダイジン”は”サダイジン”より後に要石になり、精神面でまだ未熟なのだと推測します。
まとめ
この記事では、”ダイジン”が痩せ細る意味や理由と、”ダイジン”が「怖い」「かわいそう」という投稿について調査しました。
●”ダイジン”が痩せ細るのは、人との繋がりを断たれたから。
また愛情を受けると、ふっくらした体になり毛並みも綺麗になる。
●”ダイジン”は「怖い」けど、何度も見ていると「かわいそう」にみえてくる、という声が多数
●”ダイジン”の正体は西の要石で、元々は人間の閉じ師だった可能性もある。
いかがでしたでしょうか。
前半は、「ダイジンは悪者？」と思わせる内容でしたが、後半では、「実はいい子でかわいそうかも」と切なくなるシーンが多かったように思います。
”ダイジン”のことをただの「イタズラ好きな猫」としてだけでなく、「大変な宿命を背負った切ない猫」として見ると、映画をまた違った気持ちで観られるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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